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2011.3.6

ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント 最終日

朴仁妃が最終日66をマークして逆転優勝

 LPGAツアー開幕戦『ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント』(賞金総額8,000万円、優勝賞金 1,440万円)の最終日が、沖縄県の琉球ゴルフ倶楽部(6,439yard/par72)で行われた。

 天候:晴れ、気温:19.5℃、風速:5m。ようやく沖縄らしい温暖な気候となった最終日。優勝争いは上位陣のスコアが伸び悩むなか、首位と3打差の5位タイからスタートした韓国の朴仁妃(パクインビ)がこの日ベストスコアの66をマークし、首位を逆転。通算11アンダーで昨年最終戦に続く、開幕戦勝利を飾った。3打差の2位には佐伯三貴。さらに1打差の3位タイには宋ボベ(ソンボベ:韓国)とイボミ(韓国)の2名が入った。

 前日67をマークした勢いそのままに、前半の2番、4番でバーディーを奪い、幸先良くスタートを切った朴。7番からの3ホールでその勢いはさらに増し、5m、10m、1mと3連続バーディー。「前半の9ホールを終わった時点で、今日は調子が良いなと思いました。もしかしたら…と思い、その気持ちで残りのホールをプレーしました」と後半はスコアを伸ばすことが出来ない上位陣を尻目に、安定したプレーで後続を振り切った。「初日はあまり良くなかったので心配もありましたが、2日目、3日目とうまくやることが出来たことが成績に繋がりました」と2日目からの36ホールで13個のバーディーと他の選手を圧倒する爆発力が混戦を断った。自身はタイ、シンガポールでの試合を経て、今季3試合目。「パッティングの調子は3試合で一番良かった」という高麗グリーンでの相性の良さも優勝の要因となった。

 「今年も昨年同様、日本のツアーに15試合、アメリカに15試合程度、参戦する予定です」と今シーズンも世界を舞台に戦う朴。そんなハードなスケジュールでも安定した結果を残せる要因は「当たり前だけど、よく食べ、よく寝ること。1日8時間以上は寝るようにしています」と至って普通だが、時差も多いなか、どんな環境でも食べて寝ることが出来る朴の適応力はさすがの一言。この開幕戦優勝を皮切りに、今年も日本と世界を股にかけての活躍が期待される。


佐伯三貴 (2位:-8)
「初日が悔やまれますね。韓国の選手ばっかり、強いですね。前半はみんなのスコアを気にしながら、バックナインでどういうゴルフが出来るか…。自分がもっともっとやらなきゃいけない、というのと、いい手応えをつかめたのと、両方あったラウンドでした」。

藤田幸希 (10位タイ:-4)
「(やっちゃったのは?)パットですね。全然入らなかったです。ショートしてしまって。(スタートは落ち着いていたように見えたが?)ずっと落ち着いてたんですけど、あまりにもパットが入らなくて、これじゃあしょうがないなと。考えすぎましたかね。もうちょっとシンプルにやれれば良かったけど…。優勝したかったのかな」。

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