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2019.5.26

河本結 黄金世代の意地と底力の2位

<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>

中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン 中京ゴルフ倶楽部 石野コース(愛知県)最終日

 結果は2打差の2位。しかし、勢いは河本結にあった。よほど、悔しかったのだろう。ホールアウトして、スコアを提出するとうっすらと涙が浮かんでいた。洗面所でリセット。その後、報道陣の取材を受けるために再登場すると、いつものたたずまいになった。「悔しかったけど、清々しい気持ち」と複雑な心境を言葉にする。1打差に迫った17番、勝負をかけた。「15、16番で連続バーディー。自分を奮い立たせた。できれば、プレーオフへ行きたい」。第1打は予定通りだ。ところが、第2打は予想外。

 「風を計算して、残りは140ヤード弱ぐらいあったけど、フォローでしたから、PW。少し弱く、右へ行ってしまった」と説明する。第3打は10ヤードのアプローチ。が、結果はミスとなって、パーパットもカップインしない。よもやのボギーとしてしまった。「どうすれば良かったのだろう。今夜、時間をかけて反省したいと思います。でも、たくさんの方が応援してくださったし、優勝したいと強く言い聞かせた結果。よく頑張ったとは思うけど…」と結んだ。7バーディー、3ボギーは超攻撃スタイルを自任しているだけに、ベストをつくしたといえるだろう。

 とはいえ、やはり敗戦は悔しい。この経験を忘れずに次は必ず−。ツアーを席けんする黄金世代の切磋琢磨を垣間見た。

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