2019.5.30
小祝さくら、初Vのチャンス到来
<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>
リゾートトラスト レディス グランディ浜名湖ゴルフクラブ(静岡県)
選手にはそれぞれ個性がある。小祝さくらは大言壮語を吐くことはない。四字熟語でいえば、堅実無比か。しかし、今大会は珍しく強気だ。「メンバー的にチャンスだと思います。チャンスをしっかりモノにしたい。ショットが悪い感じではないから」といい、ひとこと加えるところが、律義な性格を表す。「いまのところは」と。
連戦の続く昨今では珍しくなった。2018年、ツアー38試合へフル出場した選手は、わずか2人だけだ。その1人が小祝。今シーズンもフル出場を続け、ただ1人予選落ちがない。ド派手な印象がある黄金世代でも、ちょっと異質である。それだけに、優勝未経験の選手で、初Vへ最も近いといわれるのだ。
「試合を休んでも結局、練習してしまう。私の場合、休みの日に練習することは、過酷なことです。それなら、試合に出た方が楽」というポリシーからだ。そして、「思うように今年は、賞金を稼いでいないから、休んでいる場合ではない」とも。ベテランをしのぐような、プロ意識を兼ね備えている。今大会は、コースレイアウト、ホールインワン賞など多くの話題があるものの、「(1オン可能な)8番は、無理をしないで、第2打でしっかりとピンへ寄せたい。ホールインワンも、カップインさせようと狙って入ったことがありません。意識しない」と現実的だった。
わき目も振らず、優勝へロックオン−。
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