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2011.5.7

ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ 3日目

上田桃子が単独首位に浮上

 LPGAツアー公式戦『ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ』(賞金総額1億2,000万円、優勝賞金2,400万円)の3日目が、茨城県つくばみらい市の茨城ゴルフ倶楽部 西コース(6,655Yards/Par72)で行われた。

 天候:曇り、気温:16.8℃、風速:3m。時折、小雨が降る肌寒い天気のなか行われた3日目。首位タイでスタートした上田桃子は3バーディー・1ボギーの70と2つスコアを伸ばし、通算8アンダーで単独首位に浮上した。1打差の2位にはアンソンジュ(韓国)。さらに1打差にはテレサ・ルー(台湾)が続いている。

 「今日は、雨が降るか降らないか分からなかったので、リズムを気をつけようと思いました」と序盤はパーを重ねる静かな出だしとなった上田。途中、「雨の影響でグリーンがちょっと重く感じました」とパッティングを打ちきれない場面があったが、大きなミスもなく、スコアを伸ばして3日目を終えた。

 「昨日早くプレーが終わって、たくさん考えることがありましたし、今日はスタート前に体が重く感じました。それでもこういう状況は久しぶりでやっぱり良いなと思いましたし、アンダーパーで回れて、首位で終わることが出来たのは大きいです」と納得のラウンドを振り返った上田だったが、「ガンガン行く感じではないラウンドでしたけど、ストレスが溜まったりしたので、そこが反省点」と悔しさも含ませる。
 「明日は自分のゴルフだけを考えて、攻めて行きたいなと思います。自信を持ってやれているので、明日は自分に勝負していきたい」。単独首位で迎える初のメジャータイトルへの挑戦。上田本来の攻めのスタイルをどこまで貫けるかが鍵を握る。

 そして首位の座こそ譲ったものの、この日も安定したプレーを見せたアン。「スコアを伸ばしたかったけど、雨が降ったり止んだりでグリーンの状態が読めずに強く打てませんでした」と上田同様にグリーン上で苦しむ場面があったが、正確なショットは健在。4勝を挙げて賞金女王に輝いた昨年は、惜しくも公式戦のタイトルを取ることは出来なかったが、「上位にいる選手にチャンスがあるし、自分にもまだチャンスがあると思います。あともう少し切り換えて、明日に挑みたいと思います」と今度こそメジャータイトルをものにしたい。


テレサ・ルー (3位:-6)
「今日はバーディーをとったらボギーが来てと、行ったり来たりしちゃったのでしんどかったです。(最終ホールでバーディー)ピン手前8ヤードからアプローチウェッジで打って入りました。ピンまで上がって下ってと難しいラインだったので、入ってくれてすごく嬉しいです。今日もギャラリーの声援がすごくて、楽しかったし一つ一つのプレーの力になりました。最後のバーディーで明日はまた今日と同じ3人で回れることになりました。今日は3人楽しく回れたので、明日も楽しみです。明日もバーディーをたくさんとれるように頑張ります。メジャータイトルが欲しいです!」。

佐伯三貴 (4位:-5)
「内容的にはあまりショットは良くなかったですけど、10mくらいのパットが入ってくれて、今日はパットに助けられました。今週はずっとパットのフィーリングがすこく良いです。今日は雨で少し重たい感じがしたけど、その分ヒットできたのであまり気にならなかったです。今は東北のみなさんのために頑張れたらと思ってプレーしているので、頑張る姿をみなさんに見てもらって、結果として優勝できれば嬉しいです。明日はプレーに集中できればと思います」。

横峯さくら (5位タイ:-3)
「(ショットの迷いはどのように解消した?)今朝の練習でいろいろ試行錯誤して、これだというのが見つかって一日プレーできたので、それを実践できたのが大きかったです。スタンスの幅が狭いと感じたので、ちょっと広めにしたらその分安定するかなと。昨日までは不安を抱えながらのプレーだったので、今日は自分のスイングができたかなと。(これで明日からは前向きに?)なれると思います。上とは差が結構開いてますけど、優勝に届かなくても明日も良いプレーができたらいいなと思います」。

有村智恵 (5位タイ:-3)
「上との差が縮まらなくて、最後(18番をボギー)でも離れてしまったけど、自分自身はだいぶ良くなってきたので、明日はとにかく自分ができることを精一杯やって結果を待つのみですね。ショットは昨日よりもっと良くなってきて、アドレスも球筋も良くなってきてるので、あとはいかにショット、パットがかみ合ってくれるかですね。明日はグリーンやフェアウェイが乾いて硬くなると思うので、しっかり頭に入れて、自分のフィーリングを信じていろいろ考えていきたいです」。

モーガン・プレッセル (9位タイ:-2)
「(ディフェンディングチャンピオンとしてのプレー)とても嬉しいですけど、今日はいいプレーをお見せできなくて残念です。あと一日あるので、明日も頑張りたいと思います。被災地の日本にディフェンディングとして帰ってくることに意義があると思うし、(ウェア契約先の)ラルフローレンがウェアに『希望』という文字を入れてくれて、売り上げを寄付することになっていますので、明日も頑張ってプレーしたいです」。

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