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2011.6.18

ニチレイレディス 2日目

佐伯三貴、李知姫が首位並走 3位タイに横峯が浮上

 2011年度LPGAツアー『ニチレイレディス』(賞金総額8,000万円、優勝賞金1,440万円)の2日目が、千葉県千葉市の袖ヶ浦カンツリークラブ・新袖コース(6,548Yards/Par72)で行われた。

 天候:曇り、気温:22.0℃、風速:1m。穏やかな曇り空のなか行われた2日目。この日首位タイからスタートした李知姫(韓国)が、前半でスコアを伸ばしてリードを広げると、同じく首位タイスタートの佐伯三貴は後半で3つスコアを伸ばして首位の李に再び追いつき、通算7アンダーで共に首位に並んだ。5アンダーの3位タイにはこの日67をマークした横峯さくらとキムソヒ(韓国)、4アンダー5位タイには表純子とアンソンジュ(韓国)が並んでいる。

 最終組の2人による優勝争いさながらの熱戦となった2日目。最終18番のバーディーで李を捉えた佐伯は「今日は李知姫さんが良いゴルフをしていて、自分は調子が良くなかったので、ゆっくりのんびりとプレーしました。我慢の一日だと思っていたら、最後のほうでポンポンとバーディーが来たので、上がり方としては良かったです」と、内容には不満の残るラウンドとなったが、首位タイの好位置に納得の表情。「今は絶好調時に比べてショットも曲がりますし、パターも入っていません。万全ではないので明日のことはわかりませんが、一生懸命やりたいです」と最後までトーンは上がらなかった。

 対する李は前半で着実にリードを広げるものの、終盤の17番パー3のティーショットが、グリーン手前のバンカーのアゴに刺さってしまうトラブルでボギー。最終の18番パー5でもバーディーを奪うことができず、後半はスコアを伸ばすことが出来なかった。「前半はショットが良かったです。後半も悪くは無かったですけど、バーディーが無かったのでもったいないと思いました。全体を通しては3アンダーなのでいい感じだと思います」とリードを広げておきたかったものの、2日連続の60台に及第点をつけた。今季初優勝へ向けて「明日も60台を目標に、自分のベストで回らないと優勝は難しいので、本当に自分の最善を尽くしたいです」と、最終日のプレーに全力を賭ける。


横峯さくら (3位タイ:-5)
「(今日はパー3で3つのバーディー)ショットが不安なく振れていることがバーディーに結びついていると思います。パー5では昨日も今日も(バーディーが)取れていなくて、多分1オーバーくらいなので、明日は一つでも取れるように頑張りたいですね。(パー5を取れない原因は?)マネジメントミスではないんですが、アプローチが思ったより転がらなかったり…。1番もチャンスについたんですが、4mが入らなかったので、もうちょっと半分くらいに寄ればチャンスも増えると思います。(明日は父の日)良いプレゼントができるように頑張ります。(前半戦のうちに2勝の目標は?)開幕の時はそう思っていたけど、最近調子が戻ってきたので、噛み合えば。焦りはないです」。

キムソヒ (3位タイ:-5)
「今日はパットが結構入ってくれたし、ショットも良かったです。5回しかグリーンを外してないです。15番で2mの難しいスライスラインのバーディーパットを外したけれど、それ以外は今日は完璧でした。明日は頑張るしかないですね。できることを全部やってきます。ティーショットが曲がるとラフが深いので、フェアウェイに置くことを心がけたいです」。

表純子 (5位タイ:-4)
「ショットもパットも良かったんですが、後半の途中からショットが曲がりだして…。今週は木曜日に岡本綾子さんに4時間付き合っていただいて教えてもらいました。アプローチのクラブの引き方を、アウトに上がってしまうのをインに引くように直してもらいました。岡本さんもアメリカで賞金女王になったのは37歳のときだったそうで、『老け込む歳じゃないわよ』といわれたので(笑)、頑張っていきます。(久々の優勝争い)せっかくのチャンスなので一打一打を大切に頑張ります」。

アンソンジュ (5位タイ:-4)
「(前半好調も、12番でダブルボギー)ちょっと集中力が切れてしまったかもしれない。後悔してます。でも最後はいい形(上がり2ホール連続バーディー)で終われてよかったです。明日も残っているので、集中を切らさないようにしたいです。集中していればミスも少なくいいプレーができるし、もっとスコアを伸ばせると思います」。

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