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2019.6.15

鈴木愛、無言の行で暫定首位

<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>

 LPGAツアー15戦『宮里藍 サントリーレディスオープンゴルフトーナメント』(賞金総額1億円、優勝賞金1,800万円)大会第3日が6月15日、兵庫県神戸市・六甲国際ゴルフ倶楽部(6,511ヤード/パー72)で行われた。しかし、雷雲接近のため競技が2度にわたり中断。サスペンデッドになり、22組64人全員がホールアウトできなかった。通算10アンダーで、暫定首位は鈴木愛。暫定2位に通算9アンダーの河本結がつけている。(天候:曇り時々雨 気温:20.7℃ 風速:14.7m/s)

 鈴木愛はやはり、大物である。スタート直後にもかかわらず、2時間43分の中断。「最初の中断で中止かもしれない、という声が聞こえてきた。でも、気持ちを切らすわけにはいかない。パナソニックオープンレディースゴルフトーナメント最終日では、うまく中断に対応できなかった。きょうは集中力を持続できるようにしたことが、良かったと思います」と振り返った。

 無言の行に入る。左足首のマッサージを行い、お風呂場へ向かう。高い集中力をキープするためには、人がいない場所がいい。「おしゃべりをすると、気が抜けてしまいます。でも、横になっていたらいつの間にか、寝ていたみたい」。こんな告白をしながら大笑いした。何しろ、今回は大一番である。全英女子オープンの出場権がかかり、またゴルフをはじめたきっかけとなった、宮里藍の冠がつく大会だ。

 「この大会を含め、3試合で頑張って、全英へ行く。また、今回、優勝を飾ってご一緒にトロフィーを掲げて、来年の開催ポスターにつかっていただければ、それこそ一生の記念になります」と気合が入る。この日は、強風にもかかわらず、ひたすら忍耐のラウンド。まだ、28ホールが残っているとはいうものの、暫定首位に立った。

 「足首に不安があるので、できればホールアウトしたかったです。最終日も、心配はそのこと。だから、練習量を本当に少なめにしている。今夜はしっかりケアをします」。あすは、苦難を乗り越える価値がある大一番だ。精神力、技術力が試される長い1日になる。

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