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2019.6.21

揺るがない信念 藤本麻子の集中力

<Photo:Matt Roberts/Getty Images>

ニチレイレディス 袖ヶ浦カンツリークラブ 新袖コース(千葉県)第1日

 天候が急変。藤本麻子の6番は、目を開けているのがつらいほどのバーディーチャンスだった。13メートル向こうのカップは、はるか遠い。ところが、心の目でストロークをすればラインが見える。鮮やかだった。「本当にやるの? というぐらい。すごい雨。良かったです」と振り返った。続く7番も2.5メートルのバーディーを決める。5番から3連続バーディーは本当に見応えがあった。

 「きょうは、パッティングに助けられたと思います。最近、思うところへ打っても、最後に急に切れたりするなど、結果に結びついていない。というわけで、データをとってくれるところがあり、いろいろ測定をしてもらった。でも、データを見る限り、私の感覚とあっている。ホッとしました。自分を見つめなおす機会が得られたことはプラスだと思う」。今回、細心の注意をはらっているのは、カップ際だ。「きょうは、負けなかった。ボールが前へ進む力があったから」と加えた。

 体調も良好だ。今シーズン序盤から腰痛に悩んだ。ただ、無理をせずに通院とケアをしっかり行ったかいがあり、不安は一掃されている。「痛みがあると、練習ができない。今は、おかげさまで全くありません」と話す。となれば、優勝が視界へ入ってくる。LPGAツアー初優勝は2011年。今回と同じ千葉県の試合だった。「遠い昔のようなことです。あまりに昔すぎて、今の私は未勝利のような感覚」。淡々と語る。

 そして、「優勝のことは覚えているけど、2勝目といわれて、ずっと経っている。もちろん、勝ちたいと思っているけど、焦りはない。だって、私はゴルフが好きですから」の言葉にグッときた。13メートルをカップインさせた集中力が、その証だろう。

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