1. ホーム
  2. ニュース&トピックス
  3. NEC軽井沢72ゴルフトーナメント 2日目

2011.8.13

NEC軽井沢72ゴルフトーナメント 2日目

勝敗の行方は歴代賞金女王3名による最終組決戦へ

 2011年度LPGAツアー『NEC軽井沢72ゴルフトーナメント』(賞金総額7,000万円、優勝賞金1,260万円)の2日目が長野県の軽井沢72ゴルフ 北コース(6,603Yards/Par72)で行われた。

 天候:晴れ、気温:26.3℃、風速1.6m。涼風漂う絶好のコンディションのなか行われた2日目。初日単独首位の福嶋晃子が連日の66をマークし、通算12アンダーで首位を守った。2打差の2位にはアンソンジュ(韓国)。さらに2打差には横峯さくらがつけ、歴代の賞金女王が最終日・最終組で優勝を争う展開となった。

 「今日はボギーだけは打たないようにと思っていたので、66というスコアは良かったです」と連日の66にホッとした様子の福嶋。この日は「体がだるくて、一日おかしかったですね」と体調が万全ではないなかでのラウンドだったが、2番ホールでバンカーからチップインバーディーを奪うと、次第にショットの調子を取り戻して前半は5バーディーの31。前日同様、前半で大きくスコアを伸ばした。後半に入り、さらに2つスコアを伸ばして迎えた17番160ヤードのパー3では「9番で普通に打ったら絶対にオーバーすると思って、軽く打ちました」というティーショットが、グリーン手前の池に捕まるトラブル。しかしそのあとの3打目のアプローチを冷静に寄せると、3mのパットを沈めてボギーで切り抜けた。「あそこをボギーで上がれたのは大きかったですね。よく我慢できたと思います」といい形で2日目を終えた。最終日は奇しくも2010年の賞金女王・アンソンジュ、2009年の賞金女王・横峯さくらとの歴代賞金女王3名による最終組の優勝争いとなったが、「いい組み合わせだなぁと思ってスコアボードを見ました。みんな良いプレーが出てくると思うし、リードは無いと思って、気を引き締めて3人で良いプレーをしたいと思います」と気合は十分。2度の賞金女王に輝いた実力と、4度制しているコースとの相性、他を圧倒する飛距離を武器に、若手実力者の二人を迎え撃つ。


アンソンジュ (2位:-10)
「スタートのときはまだまぶたが重くて、疲れが残っていたのでショットも良くなかったですが、途中からだんだん感触が戻ってきて、特にティーショットが良かったと思います。全米女子オープンのときはバランスが合っていなくて、ボールが曲がったりしていたんですが、日本に戻ってきてから調整した新しいドライバーが合っています。(明日の最終組)福嶋さん、さくらさんと一緒にラウンドするのは緊張します。二人には多くのギャラリーがつくと思うけど、私にも日本のファンがいると思うので、負けないように頑張りたいと思います。このコースは回ってみて、相性が合う気がします。明日はいい結果になるよう、自分に期待したいと思います」。

横峯さくら (3位:-8)
「(今日はパットが好調?)結構入ってくれましたね。パッティングもそうですが、やはりある程度ショットが良くないと。4~5mくらいにつくショットが増えるとチャンスも多くなりますね。今日は1mくらいのパットもいくつかあったので、すごく楽でした。(優勝に必要なものは?)全体的に安定していないとダメだし、最終的に運も味方についてくれないと…。今日みたいに7アンダーで回れれば優勝出来るとは思います」。

李知姫 (4位タイ:-6)
「今日は出だしバーディーで良い流れでスタートできたので、スコアが伸びたと思います。前半はもったいないボギーもあったけど、後半はショットが良くなったのでいいスコアが出ました。(良い位置につけたが?)優勝は無理だと思います(笑)。去年は3日間ノーボギーだったので、明日もノーボギーを目指して頑張ります。福嶋さんはこのコースと合ってますね。一緒に回ってみたいですね」。

藤本麻子 (4位タイ:-6)
「後半はもう少し伸ばせたかなあという気持ちです。昨日今日とアンダーパーで回ることができて、自信になりました。ショットが左に行きがちなので、明日は修正していいフィーリングでいければと。(一時調子を落としていたが?)成績が悪いときは自信をなくしてしまって、自分のゴルフが出来なくて…。結果ももちろん大事ですが、もっと練習して自分のプレーに自信を持って頑張りたいです」。

このニュースをシェアする

記事検索記事検索ARCHIVE

年を選ぶ arrow
月を選ぶ arrow
カテゴリ arrow
search検索