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2019.7.6

岡山絵里 開き直って快進撃

<Photo:Atushi Tomura/Getty Images>

資生堂 アネッサ レディスオープン 戸塚カントリー倶楽部(神奈川県)第3日

 ホメられた。自信がついた。岡山絵里が久々の優勝争いに燃えている。ムービングデーを6バーディー、2ボギーと、持ち前のショットがさえる。「私の名前が、スコアボードにあった」と笑いながら話したのは、上田桃子の影響力。

 おそらく、ゴルフ人生のターニングポイントになるのではないか、という2日間を振り返る。宮里藍 サントリーレディスオープンゴルフトーナメントの決勝ラウンド、欠場者が出たために上田と2人で同組という幸運が舞い降りたのだ。「2日間のラウンドが終わった時、私は何がだめなんだと思いますかと質問をしました。そうしたら、私のことをたくさん、たくさんホメてくださって…。桃子さんは、後輩をホメないとおっしゃっていたし、ものすごい自信になりました。何十勝もしている大先輩。恐れ多くて話しかけるなんてできなかったけど、あの2日間は2人だけ。勇気を出して、せっかくのチャンスを大切にしました」という。

 ところで、どんな変化が訪れたかといえば、「どうも、結果ばかりを気にしていたようです。少し自信がついて、ミスをしても、アホだなぁではなく、自分で選択したのだから仕方がない。思考法が全く違う。おかげで、前週ぐらいから開き直ってプレーをしている」と表情がグッと明るくなった。というわけで、この日の2つのボギーも、「まぁ、仕方がなかったです。ショットがすべて良かったし、パッティングがもう少し決まっていれば…。ショートするパッティングがあったので、最終日はちゃんと打てるようにします」と前向きだ。

 今季、予選落ちは1度もない。ただ、トップ10は2回と少ない。そうはいっても、今回は自然体だ。唇にほくろがひとつある。「これ、チャームポイント」と恥ずかしそうに教えてくれた。「だけど、よく海苔がついているよ−とも言われる」。こんな話題を提供してくれたのも、上田さんのおかげかもしれない。

(メディア管理部・中山 亜子)

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