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2011.9.30

日本女子オープンゴルフ選手権競技 2日目

宮里美香が通算1オーバーで首位を守る

 2011年度LPGAツアー公式戦、財団法人日本ゴルフ協会主催の『日本女子オープンゴルフ選手権競技』(賞金総額1億4,000万円、優勝賞金2,800万円)の2日目が、愛知県の名古屋ゴルフ倶楽部 和合コース(6,383Yards/Par70)で行われた。

 天候:曇り、気温:25.2℃、風速:1m。時折小雨が降ったものの、比較的穏やかな天候となった2日目。イーブンパーの首位タイからスタートした宮里美香は、前半を1オーバーで折り返すと、後半は全てパーで凌ぎ、通算1オーバーで単独首位に立った。1打差の2位タイには馬場ゆかりとヤング・キム(韓国)。さらに1打差には上原彩子とイジウ(韓国)が続いている。

 2ラウンド目を終えて首位のスコアがオーバーパーとなるのは、2004年以来。予選カットラインが14オーバー以上となるのは2001年以来と、記録としても非常に難易度の高いセッティングとなった今大会、過酷な予選ラウンドを首位で通過した宮里美香。初日はバーディーチャンスにつける場面も多かったが、この日は「ナイスセーブが多くて、OUTコースは全てパーでした」と一転して我慢のゴルフ。それでも「本当によく凌いだと思います。集中力を切らさずに出来たと思います」と課題としていたアプローチやショートパットでピンチを乗り切った。「残り2日間、パーで良いと思います。まずはフェアウェイにいないと話にならないので、ティーショットでフェアウェイをキープして、チャンスがあったらバーディーを狙うゴルフがあと2日間やれたら」と、1977年の樋口久子以来、34年ぶりの大会連覇も見えてきた。

馬場ゆかり (2位タイ:+2)
「上出来だと思います。昨日よりも今日のほうがラフに入っても打てることが多かったですね。17番で長いパットが入ってバーディーを取れたことで掴めたのかなという気がします。フィーリングは日に日に掴んで来ているので、継続していければと思います。(難コースの攻略の糸口は?)試合と思わないことですかね(笑)。アンダーを出そうと思って出せるコースではないですし、1つ1つの積み重ねだと思います。1ショットにいままでの経験を出していくだけです」。

ヤング・キム (2位タイ:+2)
「上がりの2ホール以外は全て満足です。9番のダブルボギーはラインも難しかったので、仕方がないですね。(コースについては?)やはりメジャーの一言。他の選手もみんな難しいと思っているはず。一打一打に自分の持つ能力を試されるコースですね。フェアウェイをキープし、グリーンに乗せる、当たり前のことですが、その意味を改めて認識しました。(残り2日)まず、優勝を考えてはダメだと思います。一打一打チャレンジ精神をもって試合に臨みたいです」。

上原彩子 (4位タイ:+3)
「昨日より、今日のほうが感覚は出ていました。(日医工で優勝してから、次はメジャーと言っていましたが?)最近は予選落ちが多くて…。ショットの感じは良かったのですが、組み立て、マネージメントが上手く行かず、噛み合わなくて予選落ちしてって感じだったので。でも、ショットが悪くてそうなっている感じではないので。メジャーで優勝するために試されている、鍛えられていると思って我慢して。今週は体力的、技術的にいい状態なので頑張ります」。

飯島茜 (6位タイ:+4)
「(18番はバンカーからのチップイン?)どこから入ったのかわからないんですけどね(笑)。バンカーから出そうと思ったら入りました。18ホールイライラせずにやっていたのでご褒美ですかね。今日はフェアウェイにほとんど行きました。難しいコースですけど、フェアウェイに行けば乗せられますね。気持ち的にボギーをパーと思ってやっています。(残り)2日間あるので、欲を出さずに丁寧にやりたいです」。

宮里藍 (8位タイ:+5)
「バンカー、今日もつかまりましたね。良いバンカーショットもたくさんあったと思いますが…。グリーン周りのラフも警戒していましたが、バンカーだなと思いましたね。バンカーからどう寄せられるか、今更思いました。今日は前半パーオンが3つしかなくて、それでもスコアをまとめて、要所要所でしっかり立て直す、マインドコントロールも出来たと思います。一打一打、丁寧に回ろうと何度も言い聞かせてやったので、あと2日、少ないチャンスをものにしていければ」。

藤田幸希 (8位タイ:+5)
「(今日は)辛かったです。(フェアウェイは)半分キープしていて、その時にボギーがきて勿体なかったと…。バーディーが3つ取れているのでトータル的には悪くないと思うし、よく耐えたと思います。残り2日間、ここから耐えていければ、いい戦いができると思います」。

不動裕理 (11位タイ:+6)
「(今日もラフで苦しんだ?)今日はラフじゃなくて、パッティングですね。3パットを2回もしましたし、1メートルを外したりもしました。こんなに難しいのにショートパットを外していたらスコア出ないなって。(調子は)良くないなりになんとかやっていけていると思います。(残り2日)チャンスはないわけではないですけど、自分の中でモヤモヤが残っている感じです。最後の9番ホールは気分良く終わったんですけどね」。

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