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2019.7.7

大逆転 渋野日向子が初代女王−

<Photo:Atushi Tomura/Getty Images>

 LPGAツアー第18戦『資生堂 アネッサ レディスオープン』(賞金総額12,000万円、優勝賞金2,160万円)大会最終日が7月7日、神奈川県横浜市・戸塚カントリー倶楽部(6,513ヤード/パー72)で行われた。通算12アンダーで渋野日向子イミニョンが並び、勝負はプレーオフへ。1ホール目で渋野がパーをセーブし、今季2勝目をあげた。
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 変幻自在。渋野日向子のLPGAツアー2勝目は、大逆転だった。最大4打差を6ホールでひっくりかえす。15番、最も難度が高い。2オンに成功したものの、15メートルのバーディートライである。当然、ラインも難しい。 

 「歩測で20歩。まさか、入るとは思ってもいなかった。だから、カップインした瞬間、思わず両手をあげてしまった」という。まるで、優勝決定のワンシーンを見ているかのようだ。ところが、このガッツポーズは勝負の流れをグイッと引き寄せたといっても過言ではないだろう。

 さらに、「きょうは、ギャラリーの皆さんが、応援してくださる声がたくさん聞こえていました。ボギーを打っても、頑張れの声が聞こえる。これが、すごくうれしくて…。だから、最後まであきらめず、一生懸命にプレーする私をみてもらおうと思った」という。

 一方、イミニョンはこのホールでよもやのダブルボギー。16番から、1打差と緊迫したシーンが続いた。そして、17番。残り179ヤード、4UTの第2打を2.5メートルにつけ、バーディーを奪う。首位に並んだ。勝負は、プレーオフとなったものの、使用する18番へ向かうカートで、手を振ってギャラリーの声援に応える。余裕ではない。人柄である。「ギャラリーの皆さんが、私の名前を呼んでくださるからですよ」。プレーオフ1ホール目で、きっちりとパーをセーブして、待望のプロ2勝目である。

 ツアー初優勝から、約2カ月。とはいえ、この期間に紆余曲折があったことも告白している。「3週前、コーチからプレースタイルがよくない、と怒られました。笑顔を忘れていたのです。初優勝してから、ずっと調子がよくなかった。スコアが悪くても笑っていることが、だんだんつらくなったから。でも、コーチから注意をうけ、忘れてはいけないな-と反省したわけです。きょうも、ボギーを打って、ズーンとなったけど、しっかりと気持ちを切り替え、笑顔を取り戻すことができました」。

 また、平成30年7月豪雨から、1年が経つ。「そうですね。1年…。岡山県は大きな被害を受けました。今回の優勝で、皆さんへ元気を届けられたらうれしいです」とメッセージを添えた。桃太郎のまち岡山大使は故郷へ、心配りも忘れない。優勝会見でも、微笑み返しを連発。こちらまで、うれしくなった。ありがとう、渋野さん。

(メディア管理部・中山 亜子)

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