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2011.10.22

マスターズGCレディース 2日目

2日目は雷雲接近のためサスペンデッド 暫定首位に馬場ゆかり

 2011年度LPGAツアー『マスターズGCレディース』(賞金総額1億2,300万円、優勝賞金2,214万円)の2日目が兵庫県三木市のマスターズゴルフ倶楽部(6,458Yards/Par72)で行われた。

 天候:曇り、気温:23.2℃、風速:4.7m。曇り空のなかスタートした2日目の競技だったが、午後になるにつれ雨が降り出し、14時53分には雷により競技が一時中断。その後も雷雲接近により競技の再開が見込めないため、16時10分に第2ラウンドの競技のサスペンデッドが決定した。明日(23日)は6時50分に第2ラウンドの競技を再開し、8時30分に最終ラウンドを開始予定。第2ラウンドを終えた86選手中の暫定首位は、通算4アンダーの馬場ゆかり。1打差には飯島茜が続いている。

 12位タイからスタートして暫定首位に立った馬場。「だいぶ昨日からショットのフィーリングを掴んできて、打ちたい所に打てるようになって来たので、私らしいゴルフが出来るようになってきましたね」とこの日は尻上がりに調子を上げ、最終18番では深いラフからの139ヤードのショットを見事にピン奥80cmに寄せてバーディーを奪った。3週前には念願だったメジャータイトルを獲得したが、「疲れが全然取れない。ショットも体の疲れから来ているのかわからないけど、球が捕まらないと言うか…」と、激戦の疲れを最近まで引きずっていた。実際に「1週間でもお休みを取りたいのはありますけど、試合に出たい気持ちもある」と試合を欠場して休むことも考えたが、「メジャーを取ったのもあるし、今年の残りの試合はなおさらルーズな事はしたくないので、疲れている体だけど踏ん張って、優勝したから気が抜けたと言われないように戦っていきたい。それこそが真の強いプレイヤーだと思うので」と、王者のプライドがプレーへの意欲を支えている。昨年のこの大会は最終日首位タイで迎えながらも、終盤でボギーを喫し、1打差の2位。「昨年のこの試合は一番悔しい思いをしたので、今年もチャンスだし、悔いの残らないプレーをしたいです」。強い意志と確かな技術を武器に、1年越しのリベンジの舞台は整った。


飯島茜 (暫定2位タイ:-3)

「(今日を振り返って)昨日と同じようにパットが入ってないのはありましたけど、ショットが良かったのでなんとか。パッティングはずっと引っかけてる傾向があって、最近は真っ直ぐ打てるようになってきたんですが、ターゲットに向けてなくて入らないんです。今日は外してましたけど、アンダーできてるので気にせずに、次頑張ろうと。今日も完璧ではないけど、自分の中では満足しています。ショット(の調子)がすごく良いので、明日は攻めるゴルフができればいいかなと思います」。

不動裕理 (16ホール終了時:-3)
「15~16番あたりで雷がピークで真上から聞こえてて、いくら遠くても真上で聞こえるから気分は良くなかったですね。でもしょうがないですね。こればっかりは。私の中では最終日トップより、1・2打差で追いかけるほうが気楽なので、まずは(残り)2ホールをパーで回って、最終ラウンドにいい形で入っていきたいです」。

上原彩子 (17ホール終了時:-3)
「ホールアウトしたかったですけど、天気なのでしょうがないですね。前半はいい感じだったけど、13番でいっちゃいけないところにいってボギーを出してしまって、14番はすぐに(バーディーで)取り戻したけど、15・16番で防げるミスが続いたのでもったいなかったですね。みんな苦しいなかでのラウンドで、コースも難しいので、まだ(優勝)圏内ですし、取りこぼしのないようやっていきたいです」。

大山志保 (暫定5位タイ:-2)
「(風が強かったが?)コンディションが難しいのは大好きです。楽しかったです。今日はパットが良かったし、特に良かったのはショットで、風に関係なく強いボールを打ててます。(肘の痛みは?)全くないです。暖かくなってからはすごくいい感じですね。(2008年に優勝した思い出のコース)予選落ちが2回あるので、どちらかというと悔しくて泣いた思い出が強いですね。(明日に向けて)攻めるのみですね。風が強いのは好きなので、楽しみです」。

アンソンジュ (17ホール終了時:-2)
「今日中に終わりたかったけど、ホールアウトできなくて残念です。サスペンデッドは初めてなので、明日の準備をしっかりしたいと思います。(今日のプレーは?)流れがイマイチで、途中で危険なところはあったけど、なんとか乗り切っていました。チャンスを掴めなかったのが残念ですね。明日は今日チャンスにできなかったところを、しっかりやっていきたいです」。

ポーラ・クリーマー (暫定9位タイ:EVEN)
「今日はアイアンのキレが悪く、パーオン率が良くなかったので、チャンスそのものが作れなかったですね。風の強い条件下ではあったけど、ただ自分のスイングの調子が良くなかったです。(上位が伸びていないが?)自分のプレーができればまだチャンスはあります。昨日もそうだけど、とにかくバックナインが良くないので、前半のよい調子を途切れさせないようにしたいですね」。

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