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2011.10.28

樋口久子 森永製菓ウイダーレディス 1日目

服部真夕、金ナリが首位発進

 2011年度LPGAツアー『樋口久子 森永製菓ウイダーレディス』(賞金総額7,000万円、優勝賞金1,260万円)1日目が、千葉県市原市の森永高滝カントリー倶楽部(6,652Yards/Par72)で開催された。

 天候:晴れ、気温:19.7℃、風速:1.7m。朝はやや冷え込んだものの、心地良い秋晴れの中スタートした大会初日。上位が混戦模様となるなか、初日4アンダーでトップに立ったのは服部真夕と金ナリ(キムナリ・韓国)。1打差の3位にはフォンシャンシャン(中国)が続き、2打差の4位タイには主催の森永製菓のホステスプロである有村智恵と宮里美香、さらに原江里菜、申ジエ(シンジエ・韓国)の4選手が並んでいる。

 4バーディー・ノーボギーの68と安定感したラウンドでトップに立った服部。「ピンチらしいピンチはほとんどなかったですね。グリーンを外したのも3回だけなので、後半はチャンスについたのは少なかったのですが、寄せてパーと出来たのでそれが良かったですね」と会心の笑みを見せた。今季は9月の『マンシングウェアレディース東海クラシック』で優勝するなど、年間を通して安定した成績を見せていたが「先週、2日目に事件が起きて、朝からバタバタして予選落ちしたので…」。実は「寝坊をして、7時40分スタートだったんですけど、6時に目が覚めました」と、普段ならスタート前の2時間前には入るはずが、コースに到着したのは30分前。充分な練習が出来ずに約半年ぶりの予選落ちを喫した。それでも「今週は日曜日、月曜日とゆっくり休めたので、その休みが気分転換になって良かったかな」としっかり休養をとれたことも好スコアに繋がった。明日以降は「(3週前の)SANKYO、富士通と最終日にスコアを落としているので、もう少し攻め方を変えたり、コースマネジメントを変えたりしていかないといけない。今日は良いゴルフが出来たので、2・3日目も崩さずにやっていきたい。失敗を繰り返したくないので、しっかりやっていきたいです」と、好スタートにも満足することなく2日目以降の戦いを見据えていた。

 同じくトップに立った金は「今日はパットがすごく良くて、27パットでした。グリーンはそんなに速くないです。タッチがとても良かったです」と好調なパッティングで好スコアをマーク。4番でボギーを叩くもその後は順調に5つのバーディーを重ねた。今季は未勝利ながらもトップ10入りが6回、獲得賞金ランキングも20位に入る安定感。明日も「パッティングがキーポイントですね。ピンポジションにもよりますが、手前からつけていけば」とあくまで平常心を保ち、昨年の『大王製紙エリエールレディスオープン』以来の日本ツアー2勝目を目指す。


フォンシャンシャン (3位:-3)
「今日はアイアンショットが良かったです。(このコースの距離は?)米ツアーでは6,400~6,600ヤードのコースが普通なので、長いとは感じなかったです。(風への対応は?)練習ラウンドからキャディーさんと二人でよく相談してたので、上手く対応できました。キャディーさんのおかげですね。(明日は)あまりリーダーボードを見ないように平常心のプレーを心がけて、それで日曜にどうなっているか、ですね」。

有村智恵 (4位タイ:-2)
「すごく良い状態でのラウンドだったので、15・16番の連続ボギーは反省しないといけないです。バーディーチャンスにつけなきゃいけない状況でミスショットは良くないですし、ミスの仕方も悪かった。流れを切ると後に続いてしまうので、明日は気を引き締めてやりたいです。良いときの自分には段々戻ってきてるので、感触としてはいい方向に向かっていると思います。今年は(この大会に)照準を合わせたいと思っていたんですが、夏以降は手首のケガで(コンデイションを)合わせられないことが多かったので、それが徐々に上がってきてここまで来れたという感じです」。

原江里菜 (4位タイ:-2)
「出だしに長い良いパットが入ってくれたので、それで難しいホールも長いホールもボギーでいいやと思えたので、先にバーディーが来て良かったです。ショットは昨日すごいパラパラだったので期待してなかったけど、朝の調整で良かったのでいけるかな、と思ったらパットも噛み合ってくれました。調子が悪いなかでも調整できたことは、すごく手応えがあるので良かったかなと。(明日以降は)午後になるにつれて風も強くなるし、素振りでしっかりイメージして、打つまでの準備をしっかりしてショット出来るようにしたいです」。

宮里美香 (4位タイ:-2)
「序盤に連続バーディーがきて、それ以降もチャンスはあったけど中々決まらず、ナイスパーセーブというところもありました。(後半にボギーが続いたが)残りのホールでまだチャンスがあると気持ちを切り替えて、ボギーは痛かったけど、すっかり忘れてやりました。あまりショットの状態が良いわけじゃないけど、もう少しピンをデッドに狙っていきたいので、その辺をしっかり修正してもっとバーディーチャンスにつけたいと思います」。

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