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2011.10.30

樋口久子 森永製菓ウイダーレディス 最終日

有村智恵がプレーオフの末、今季3勝目!

 2011年度LPGAツアー『樋口久子 森永製菓ウイダーレディス』(賞金総額7,000万円、優勝賞金1,260万円)最終日が、千葉県市原市の森永高滝カントリー倶楽部(6,652Yards/Par72)で開催された。

 天候:曇り、気温:17.5℃、風速:2.7m。優勝争いは大混戦となったが、勝負の行方は通算7アンダーで並んだ有村智恵と馬場ゆかりの2人によるプレーオフに。1ホール目を互いにパーとして迎えたプレーオフ2ホール目。約2mのバーディーパットを沈めた有村智恵が馬場を抑えLPGAツアー通算10勝目を飾った。3打差の3位には森田理香子、大江香織、フォンシャンシャン(中国)となった。

 「逆転で勝ったのは初めてだったんで嬉しいですし、ウイダーレディスの第1回大会は私にとって特別なものであったので、今年勝ててよかったです」と、初めて経験する最終日逆転優勝と、契約会社の大会での優勝に喜びを爆発させた有村。「今までの勝ち方で1番自信になったかな」と、過去の9勝はすべて最終日を首位の位置から迎えた逃げ切りだっただけに、この勝ち方に喜びもひとしお。

 最終ホールを馬場と並んで迎えた18番、サードショットがピンに直接当たり「すごい手前に戻ってきたのが見えたので頭が真っ白になって、もう勝てないのかなと思いました。ファーストパットは覚えてないです」と追い込まれる場面も。それでも「パーパットの前は、一呼吸おけたので・・・」と気持ちを切り替え、2メートルのパーパットはきっちり沈め馬場とのプレーオフに持ち込んだ。

 9月には手首の痛みに悩まされ2週続けて欠場。その後は「優勝はしたかったけど、その気持ちを強く持つことで、『練習をもっとしたい』という気持ちを抑えなきゃいけない。自分の中で葛藤がありましたが、ここ2~3試合でやっと優勝を狙える気持ちになってきました」と本来の調子をとり戻した有村。この優勝で賞金ランキングも2位に浮上。「まだまだ上にはいるので、あと残り4試合もすごく大きな試合が続くので、出来ればもう1勝したいなと思います」。賞金ランキングトップのアンソンジュに約3000万円差まで迫り、逆転賞金女王へ望みをつないだ。


 馬場ゆかり(2位:-7)
「プレーオフ1回目、2回目ともに完璧に打てたパットだったので、悔しい気持ちはありますけど、悔いはないです。今日は1日良いゴルフができたので、今後につながるプレーだったと思います。残りの試合も今週みたいな戦いができたら良いし、ベストを尽くして毎週戦えたらと思います」。

森田理香子(3位タイ:-4)
「今日はショットが悪くて、どうしようって悩みながらのプレーでした。左に右に、左に右にって・・・。昨日からおかしかったのです。来週は、やるからには優勝目指してがんばります。その前に修正してきます。もっと練習して精一杯やって成長していきたいと思います」。

宮里美香(6位タイ:-3)
「13番でティーショットを2mにつけたのを入れていれば、流れが変わったかもしれないなって思いました。でもそれがゴルフだと思いました。来週はコースも知っているので、もっと積極的にせめていきたいと思います」。

 

 

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