2019.7.18
有村智恵 フェアウェイキープを再確認
<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>
LPGAツアー第20戦『サマンサタバサ ガールズコレクション・レディーストーナメント』(賞金総額6,000万円、優勝賞金1,080万円)が7月19日、茨城県阿見町・イーグルポイントゴルフクラブ(6,601ヤード/パー72)で開幕する。18日はプロアマ大会が盛大に行われた。
ディフェンディングチャンピオン・有村智恵は、この日のプロアマ大会でゲストとのコミュニケーション、さらにコースチェックにも細心の注意をはらった。「去年は、フェアウェイに行ったボールが走っていた。だけど、今年はここ数週間の雨の影響で、少しコースが長く感じる。ラフも、しっかりと伸びている。第1打でフェアウェイキープをする、できないで、かなり差がつくと思う」と解説した。
そして、「早いですね。あっという間でした」と、復活優勝から、この1年間をしみじみと語っている。今シーズンは予選落ちが5回あるものの、前々週の資生堂アネッサレディスオープン第3日には、今シーズン自己ベストの66をマーク。ジワリと調子を上げてきた印象だ。
それだけに、「なかなかうまくいかないなぁと思うけど、状態は徐々に上向きです。去年より、仕上がりはいい。何か、きっかけをつかめれば、上位争いできる。今年は春先から調子は良かった。でも、結果が出ないと焦りに変わる。だから、今、私が何をすべきか-をフォーカスしていくのが、最も大事なことですね」と、言い聞かせるように話した。一方、具体的に、「フェアウェイキープ率がいまひとつ。たとえば、パー5の第1打でフェアウェイをキープしていても、第2打をラフへ入れてしまうことが多い。これは結構、大きな課題。フェアウェイキープは当然、バーディーチャンスを増やしたい」とも加えている。
コース外では、選手を代表するプレーヤーズ委員長の肩書も。別の角度からゴルフへ向き合う時間も増えた。「関係者の皆さん、ツアーを支えて頂いている方たちなど、たくさんお話を伺えることはプラスです。本当にありがたいです」と感謝の気持ちを表し、「今年は雨予報でも、12-13アンダーぐらいの勝負になるでしょう。今年のゴルフをしっかりとやっていきたい」と今大会、さらにシーズン後半戦へ向かう。
(メディア管理部・森谷 清)
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