1. ホーム
  2. ニュース&トピックス
  3. LPGA新人戦 加賀電子カップ 最終日

2011.12.9

LPGA新人戦 加賀電子カップ 最終日

『LPGA新人戦 加賀電子カップ』(賞金総額は600万円、優勝賞金108万円)最終日が千葉県長生郡のグレートアイランド倶楽部(6,519yards Par:72)で行われた。今大会には2011年度プロテスト合格者の20名が出場。

 天候:曇り、気温:4℃、風速:3m。昨日より気温が8度も下回る寒さと、朝方から降る冷たい雨に各選手が苦戦を強いられた最終日。首位と1打差からスタートした工藤遥加がこの日1つスコアを伸ばし、通算5アンダーでプロ初優勝を飾った。2打差の2位には福田真未、イーブンパーの3位には豊永志帆と山里愛となった。

「優勝できるとは思っていませんでした。優勝できる位置にいたので、今日は頑張ろうと思っていました」と最高の笑顔で語った工藤。この日は5バーディー・4ボギーと出入りの激しいゴルフながらもただ一人アンダーパーでのラウンド。後半の11番では「難しいあのホールで、あのピンポジションで2メートルにつけたので、これで乗っていけるんじゃないかと思った」とティーショットも安定し、3連続バーディー。その後は16、17番の連続ボギーでスコアを崩したが、最終18番では「パーでいいと思っていました。山里愛ちゃんがすごいところに打っていったので、負けられないとは思っていましたけど」というバーディーパットをきっちり沈める勝負強さも見せた。

 西武ライオンズなどで活躍した元プロ野球投手の父・工藤公康さんは224勝の記録をもつが「この勝数を超えるのは難しいですね。多分3回生まれ変っても無理かな(笑)。3年くらいで2勝、3勝したら満点だと思います」と謙虚に語った工藤。今大会の歴代優勝者には不動裕理や横峯さくら、上田桃子などの賞金女王も名を連ねているが「優勝したからには恥じないように、努力をして頑張っていきたい」と今後のさらなる飛躍を誓っていた。

このニュースをシェアする

記事検索記事検索ARCHIVE

年を選ぶ arrow
月を選ぶ arrow
カテゴリ arrow
search検索