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2019.8.15

渋野日向子 あこがれの軽井沢で上昇

<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>

NEC軽井沢72ゴルフトーナメント 軽井沢72ゴルフ 北コース(長野県)

 猛暑の8月、LPGAツアーは避暑地を転戦するスケジュール。時の人、渋野日向子が意外なことを口にした。「学生の頃から、軽井沢という3文字にあこがれていた。今回、来ることができただけでしあわせ」とリラックスした表情を浮かべている。どのぐらい、お気に入りか-といえば、「空気がいい。いつかは別荘を建ててみたいと思っていた。ずっといたい。すごく静かに生きていけそうだから」と新たなプランを披露。ぞっこんだ。

 一方、喜んでいるのは、自身のグッズが今大会の会場から販売されること。「本当にうれしい。(名前が入ったタオルは)ちょっとうらやましかった。今シーズン、開幕の頃はそう思っていた。だから、シーズン途中から発売されるなんて、珍しいですね」という。これまた、シンデレラ現象なのだ。

 ところが、会場内の笑顔パワーゲームへ挑戦すると、「100点ではなかった。まぁ、そうだなぁ…と思いましたけど」と笑いを誘い、報道陣へ意外なリクエストを。「スマイルシンデレラの称号をやめていただきたいです」と、落ちをつけるところはさすがだった。さて、気になるのはやはり体調だ。まだ、声がかすれている。「(前週の状態は)20から30くらいでした。今週は、かなり回復しましたよ。50くらいです。全英女子オープンは、ホームシックだったので、70。やる気に満ちあふれていたのは、アース・モンダミンカップでした」という自己診断。

 身上の出場試合へ全力をつくす姿勢は不変だ。「一試合、一試合が大事です。気を抜くことはありません」といい、21R継続中の連続イーブン以上ラウンド数の記録更新へ意欲をみせた。「お盆シーズン。たくさんのギャラリーの方が来てくださると思います。皆さんに良いプレーを見せたい。記録もプレッシャーをかけずにやろうと思う。でも、(オーバーパーは)いつかは打つと思うけど、記録を抜いてからにしたいなぁ」。歴代1位は、アンソンジュの28だ。

(メディア管理部・鈴木 孝之)

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