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2019.8.23

淺井咲希 151センチでも今季、5イーグル

<Photo:Masterpress/Getty Images>

 LPGAツアー25戦『CAT Ladies 2019』(賞金総額6,000万円、優勝賞金1,080万円)が8月23日、神奈川県箱根町・大箱根カントリークラブ(6,704ヤード/パー73)で開幕した。首位は5アンダーの淺井咲希。3アンダーの2位タイにペヒギョン、上田桃子がつけた。また、2アンダーの4位タイは表純子、イボミ。ディフェンディングチャンピオンの大里桃子は2オーバー、36位タイで第1日を終えた。(天候:雨 気温:23.7℃ 風速:1.5m/s)

 今週もまた、黄金世代がスポットを浴びる。首位の淺井咲希が、1番でおはようイーグル。151センチながら、今季5つ目のイーグル奪取である。「スタートホールのイーグルは、今までなかったと思います。それから、パー5で第3打のイーグルは結構あるけど、2オンのイーグルは今年、記憶がない」と話した。

 残り214ヤードの第2打を3Wで2オンに成功。グリーン左手前から5メートルを鮮やかに決めた。余談ながら、第1日の1ホール目のイーグルはLPGAツアーで、今季6度目。センチュリー21レディスで達成した稲見萌寧以来だが、先手必勝でLPGAツアー初Vにつなげたことは記憶に新しい。

 今大会はパー5 が、5ホールある。唯一、パーセーブにとどまった13番について、「2オンを狙った。アプローチで手前2メートルぐらいのバーディーチャンスだったけど、パッティングでミスヒット。残念でした」という。そして、「1日を通して考えると、いいプレーができたと思います。朝はとても難しいコンディション。アゲインストの強風で、第1打が予想以上に飛距離が出ていた。だから、1番のイーグルが本当に大きかったと思います」と笑顔で振り返っている。

 前週から1Wをスイッチ。飛距離がグンと伸びたそう。ただし、「標高が高いコースや、体調が良くて、クラブがよく振れている感触がある」。好調をキープするのは、「食」だった。よく、選手からシーズン中、体重が減るなどの悩みを聞くことがあるが、「私は関係ない。食欲が落ちない。調子が悪い時は、食べて忘れます。どうやったら、体重が減るのか、質問したい」。個性的だ。さらに、明るいことも黄金世代の共通した特色である。

 今季の目標は賞金シードの獲得。現在、1,533万2,500円で賞金ランキングは45位につけている。「はやく決めたいですね。でも、きょうはデキすぎでしょう。スコアはあまり気にせず、あすもアンダーパーでプレーできれば上デキです」と、大胆なプレーとは対照的に控えめな口調が好印象だった。

(メディア管理部・宮崎 善秀)

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