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2012.6.3

リゾートトラストレディス 最終日

全美貞がツアー通算18勝目と同一大会3勝目を達成

 2012年度LPGAツアー第13戦『リゾートトラストレディス』(賞金総額7,000万円、優勝賞金1,260万円)の最終日が、長野県のグランディ軽井沢ゴルフクラブ(6,506Yards/Par72)で行われた。

 天候:晴れ、気温:19.1℃、風速:4.3m。晴れ模様の絶好のコンディションで行われた最終日。優勝争いは序盤で上位陣のスコアが伸び悩み混戦となったが、単独首位でスタートした全美貞(ジョンミジョン・韓国)が、後半でスコアを伸ばしてリードを広げて逃げ切り、通算14アンダーでツアー通算18勝目を挙げた。3打差の2位には李知姫(イチヒ・韓国)。4打差の3位には井芹美保子が入った。

 「嬉しいです!やっと優勝できました!」と優勝の喜びを爆発させた全。今季は10試合中8試合でトップ5に入りながらも未勝利だっただけに、喜びもひとしお。この日は8番ホールのティーショットでOBを放つなど、出入りの激しいゴルフとなったが、ボギーのあとにすぐバーディーを奪う切り替えの早さでピンチを切りぬけた。「今年から兄の勧めでメンタルコーチをつけて、打つ前に余計なことを考えなくなりました。今はゴルフで試合をするのが楽しいので、この楽しみを逃したくない」と精神面で成長した事が、勝因となった。「今シーズンが終わるまで今までやってきたことをしっかりやって行きたいです。後は結果がついてきてくれれば嬉しいですし、不動さんのような素晴らしい選手になって永久シード(国内ツアー30勝)を取ってみたいです」と夢は膨らむばかり。大きな自信も掴んだ、ツアー通算18勝目となった。

李知姫 (2位:-11)
「今日はショットが良くなかったです。ロングパットの距離感も合いませんでした。(全美貞選手は)厳しいところもありましたが、それを乗り越えてプレーをしていました。勉強になりました。前半苦しいプレーが続きましたが、今日は良く耐えることができたので満足しています。(シーズンの)中盤までいい位置につけて賞金女王を目指します」。

井芹美保子 (3位:-10)
「途中ボードもなく(スコアは)確認できませんでしたが、とにかく1つ2つ取らないと追いつかないと思っていました。今日は自分のゴルフができました。ピンチもありましたがアプローチで拾うことができました。優勝したいという気持ちは正直強くなりました。後半に入って(優勝を)意識しましたが、バーディーも取れたし、16番もいいショットができて自信になりました。あとは狙っていくだけ。(気持ちを)切り替えることもできました」。

笠りつ子 (4位タイ:-9)
「(6番までの序盤は)良い感じできていたんですけど、8番、9番が…。気持ちの問題だったので、あまり考えずに来週に向けて練習します。良い課題がみつかったので。(悔しい?)そうですね。井芹選手とどうにかやりたかったんですけど。(来週)やるしかないですね」。

諸見里しのぶ (6位タイ:-6)
「ノーボギーが一番嬉しいです。(パターを替えて)とても良いです。練習で打って良く入ったし、本戦でも厳しいところを拾えました。リズムが取り戻せてすごくいい武器が手に入りました。パー5のバーディーは全部褒めてあげたいですね。今日のロングホールのバーディーは自信が持てるバーディーです。流れがきた時に乗っていけるように準備はしておきます」。

森田遥 (20位タイ:-2) ※ベストアマチュア
「(今日は)耐えたという感じです。ボギー、ボギーでスタートして前半は苦しかったけど、後半の最初に長いパットが入ってから上を向いてできました。自分の納得のいくゴルフをすればベストアマは遠くないと思いました。でも、今日は納得のいくプレーではありませんでした。次は日本女子アマです。一昨年はベスト8でしたが、今年は実力で入れるようにしっかり努力していきたいと思います」。

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