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2019.8.28

岩橋里衣が首位発進 勇気百倍のパター交替

 2019年LPGAステップ・アップ・ツアー第14戦『山陰合同銀行 Duoカードレディース』(賞金総額2,000万円、優勝賞金360万円)が8月28日、鳥取県西伯郡・大山平原ゴルフクラブ(6,463ヤード、パー72)で開幕した。プロ入り6年目の岩橋里衣が、6アンダーで首位に立った。2位タイは4アンダーの木下彩、森岡紋加。(天候:雨 気温:26.9℃ 風速:0.9m/s)

 岩橋里衣が4連続バーディーを含む、8バーディー、2ボギーの66をマークした。「ショット、パッティングが良かったけど、特にパッティングです。12番は7メートルでも、ラインとタッチがバッチリ。雨のラウンドは、傘をさし、グリップをぬらさない工夫など、気をつけなければいけないことが多い。にもかかわらず、より集中することができた」と会心のラウンドを振り返った。

 前週のダイクレレディースカップでは、今季の最高の6位タイフィニッシュで上昇をアピール。「パターを替えました。ずっと、マレットタイプを使っていたけど、ピンタイプにスイッチ。2週前、千葉カントリークラブの佐藤将司プロとラウンドしたときに、私は何が悪いのでしょうか-とうかがったら、あなたのせいじゃない…。ビックリした。マレットタイプを使って、ピンタイプのストロークをしているよと言われました。私は、真っすぐ引いて真っすぐストロークしているつもりでも、気持ち良く打とうとするとクラブフェイスが開閉するクセがあったみたいです。オフに台湾でも、同じことを言われたことがある」と話した。

 さらに、「マレットはヘッドが大きいから安心感がある。10歳からゴルフを始めて、ピンタイプは使ったことない。だから、なかなか替えられない。でも、パッティングの調子が変わらないのなら、替えてみようとなった」と変化の経緯を細かく説明している。一方で、反省もあった。「7番は、凡ミスの3パット。これは入るだろうって気の緩みがまずかった。前週から、少しずつ調子が良くなって来たので、あす以降、イージーミスは禁物です」と気持ちを引き締めている。ステップ初Vへ向け、好スタートを切った。

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