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2019.8.29

Day 1~プラスワン 鈴木愛

<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>

ニトリレディスゴルフトーナメント 小樽カントリー倶楽部(北海道)第1日

 名うての難コースを3バーディー、1ボギーで乗り切った。第1日、5位タイの成績でも当然、満足することはない。午後12時26分にホールアウトすると、ほんの少し休養をとり、練習場へ直行。ショットの後、仕上げのパッティンググリーンへ。その移動中、「内容が悪くはないけど、バーディーチャンスが決まらない。後半では2、3番以外、すべてがバーディーチャンス。8番は、4メートルからの3パットですよ」と納得がいかない。問題点は、その日のうちに解決する。どんな練習をするのだろう。ということで、名手のパッティング練習を密着取材した。

《Practice1》
 短い距離の1メートルからスタートする。左手を右ひじに添え、右手だけでストロークを行う。
 「この練習は、フェース面のオープンとクローズを意識しながら、ひじの向きが変わらないようにすることの確認です」

《Practice2》
 距離は3メートル。両脇にクラブシャフトを挟み、ストロークを繰り返した。
 「肩でしっかりと、ストロークできているかを意識している」

《Practice3》
 バックスイングをせずにフォロースルーだけで、ボールを押し出す感覚でカップインさせる。距離は3メートルと、1メートル。
 「しっかりと打ちたい方向へ、ボールを打ち出せているか、出球(でだま)を確認している」
 練習中、キャディーとコースマネジメントの話題で盛り上がっていた。「小樽カントリー倶楽部は、考えることが多い。頭痛がするほど脳が疲れる。特に、第1打の狙いどころが難しい。ただ、このような難しいコースは大好き。挑戦意欲をかきたてられるから、毎週でもプレーしたいです」とニヤリ。

 練習終盤の16時20分を過ぎたあたりだった。何かをつかんだような様子で表情が柔和に。総仕上げで、3メートルを通常通りのストロークで行った。ボールはことごとくカップへ吸い込まれる。

 首位とは3打差。第2日は-と声をかけると、「2アンダーぐらいで、いきたい」。控えめながらも、自信がよみがえった様子。16時33分、クラブハウスへ引きあげ体のケアを行う。ご苦労さまでした。

(メディア管理部・森谷 清)

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