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2012.7.15

スタンレーレディスゴルフトーナメント 最終日

有村智恵が短期決戦を制し、自身初の大会連覇!

 2012年度LPGAツアー第18戦『スタンレーレディスゴルフトーナメント』の最終日が、静岡県裾野市の東名カントリークラブ(6,520Yards/Par72)で行われた。

 天候:曇り、気温:31℃、風速:5m。朝方からコースに濃霧が立ち込めたため、比較的霧の影響が少ないINコースの9ホールのみで行われた決勝ラウンド。3日間計27ホールの競技短縮となるなか、首位と1打差の2位タイからスタートした有村智恵がこの日イーブンパーで回り、通算5アンダーで大会連覇を達成した。1打差の2位タイには森田理香子、宋ボベ(ソンボベ・韓国)、楊涛麗(ヤンタオリー・中国)の3選手が入った。

 9ホールの短期決戦、そして徐々に強くなる風と大ギャラリー。そんなプレッシャーが掛かるなかで、高い集中力を発揮した有村。「以前の経験から、10番と12番をパーでいければ、うまく流れに乗れるんじゃないかと思っていたので」という通り、序盤の4ホールをパーで切り抜けると、14番では5mのバーディーチャンス。「結構切れるラインでしたし、強く打たなければいけないと思っていたので、カップに入るイメージを描いてからでないと、アドレスに入らないと決めていました」と一旦アドレスを仕切り直したものの、再び集中力を高め、値千金のバーディーを奪った。これでリードを広げ、残り2ホールで2打のリード。それでも「とにかく1つでも伸ばすことを考えました」と果敢に攻めて行った17番はボギーとしたが、1打差で迎えた最終18番パー5でも危なげなくフェアウェイをキープし、パーをセーブ。過去2度優勝している相性の良いコースで、嬉しい大会連覇を達成した。2007年(2位タイ)、2009年(優勝)と2度このコースで9ホールの優勝争いをした経験が生きたという有村。難しい条件下でも落ち着いたプレーと高い集中力が光った勝利だった。

森田理香子 (2位タイ:-4)
「(今日は)味わったことのない緊張でした。良い経験になりました。次もこういった状況になったら緊張するかもしれませんが、こういう経験をしているのとしていないのでは違うと思うので、この経験をいかしていきたいです。(スタートのミスは?)緊張で良くわからず、ルーティーンもあやふやなまま打ってしまいました。反省しなきゃいけませんね。良い勉強になりました。これが来週に繋げられたらいいと思います」。

宋ボベ (2位タイ:-4)
「最後ボギーを打ってしまって残念でしたが、また次の大会があるのでリベンジします」。

佐伯三貴 (5位タイ:-3)
「(今日は)“悔しい!”の一言です。来週リベンジします」。

大山志保(14位タイ:-1)
「(最後はナイスバーディーで?)そうですね。4メートルくらいでしたかね。(終わってみて)悔しいですね。緊張もなくショットもパットも良かったんですが、10番と11番でショートパットを外してしまって…。私は普段からしっかりと打ってしまうので、オーバーすることが怖くなってしまって、結果的に緩んでしまったと思います。でも悔しかったですが、最後のバーディーパットが決まった瞬間は、大きな歓声が沸いて嬉しかったですし、この悔しさを持っていけば次のステップにもつながると思います」。

大和笑莉奈(14位タイ:-1)
「(今日は)めちゃめちゃ緊張しました。最後までずっと緊張していました。悔いはありますが、ひとつわかったのは“間”というか“間合い”が自分でしっかり取れていなかったですね。体が動かないのもありましたが、今日は練習場から本当に調子が良くて、アドレナリンというか、すごく力が入っているのはありました。(有村さんと同組で回って)空気感だったり集中している度合いだったりこれからの優勝争いの時にすごく大事なところだなと思いました。今日は勉強になりました」。

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