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2012.8.11

NEC軽井沢72ゴルフトーナメント 2日目

プロ9年目の日下部智子が単独首位で最終日へ

 2012年度LPGAツアー第21戦『NEC軽井沢72ゴルフトーナメント』(賞金総額7,000万円、優勝賞金1,260万円)の大会2日目が、長野県の軽井沢72ゴルフ 北コース(6,525Yards/Par72)で行われた。

 天候:曇り、気温:26.1℃、風速:1m。引き続き穏やかな天候のなか行われた2日目。スコアを伸ばす選手が続出するなか、首位タイでスタートした日下部智子が、5バーディー・1ボギーの68で回り、通算8アンダーで単独首位に立った。1打差の2位タイには不動裕理とジャンウンビ(韓国)。2打差の4位タイには菊地絵理香ら5選手が続いている。

 最終組からスタートした日下部。「朝は緊張しましたけど、スタートしたら割と落ち着いて出来ました」と多くのギャラリーが見守るなか、落ち着いたプレーで順調にスコアを伸ばす。2週前に改良したという、両手を重ねる独特のパッティンググリップはこの日も好感触で、17番ホールまで5バーディー・ノーボギー。後続に2打のリードで最終ホールを迎えた。最終ホールは、セカンドショットからは池越えとなるパー4。そのフェアウェイからの2打目は「良いイメージでしたけどちょっとダフってしまって」とグリーン手前の池の縁から数センチのところで止まるミスショット。その後、アプローチを2mに寄せたものの、パーパットを外してボギー。「最後の所が私らしいですね」と苦笑いする場面だったが、「あれだけ予選落ちが続いていたので、自分でもびっくりです。まさかいきなりこんな上にいけるとは思っていなかったです」と連日の68に本人も驚きの様子。明日は2007年の『ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン』(2位)以来、自身2度目の最終日・最終組。「初日もバーディーが取れたし、今日もこの調子ならパッティングさえ入ればという内容。年齢もだいぶ来たので、こういうチャンスを生かしたいです。(優勝?)そうですね。ミラクルを起こしたいです」と明日の最終日に全てをかける。

 そして首位の日下部に1打差の2位タイと、絶好の位置につけた不動裕理。「昨日よりはショットもパットも良かったです。チャンスはほとんど入りましたし、今日のショットの内容なら、これでよくやってきたほうだと思います」と安定したショートゲームで、大きなピンチもなく順調にスコアを伸ばした。「特に工夫は無いんですけど、昨日のラウンド後に、パッティングをもうちょっと強めに打てるように練習したのが良かったんじゃないかと思います。今は狙った距離で打てているし、パッティングが入るようになって、落ち着いて出来ているんだと思います」と最近の好調ぶりを冷静に分析。明日は初優勝を狙う日下部とジャンとの最終組だが「最低でも67は出さないと、優勝争いは難しい。雨が降ったとしても、土砂降りにならない限りはグリーンも止まるので」とバーディー合戦を制して、ツアー50勝を誇る永久シード選手の貫禄を見せたい。

ジャンウンビ (2位タイ:-7)
「アプローチやパターのショートゲームが良かったです。後半はパーでセーブができたのが良かったですね。(ドライバーは)2つくらいは予想外のショットでしたが、だいたいうまくいきました。(1打差ですが?)プレッシャーがかかる位置ですが、今日と昨日のように我慢して、1打1打最善を尽くします。結果にこだわらずに自分のプレーが出来ればと思います。(ポイントは?)明日はセカンドショット。正確にグリーンオンしないと。このコースは難しいですから…。それを気をつけたいと思います」。

菊地絵理香 (4位タイ:-6)
「(ハーフ30の経験は?)練習ならあるかもしれないけど、試合ではないです。いつも1個、2個バーディーを取ると、もっとと欲が出ますが、今日は考えないようにして、意識せずにしたら入ってくれました。今日回っている最中にそう思いました。(今シーズンは安定した成績で、去年と違うところは?)飛距離が伸びたので、パーオン率が良くなってグリーンを外すことが少なくなりました。パッティングに集中できているのが大きいと思います。(このままいくとシード権も確実となりそうですが?)普通にやれば大丈夫だと思います。勝ちたいけど、私は最後が伸びないので、1、2日目で爆発しないといけないですね」。

大江香織 (4位タイ:-6)
「全体的には結構いいです。ショットもパットも。このコースはこれまで2回(2010年、2011年)予選落ちして、去年はパターが全然良くなかったです。(久しぶりの優勝争いですが?)とりあえず、自分のベストを尽くすように頑張ります。(カギは)パットですかね。ここのグリーンはマウンドとかなく、平らなので、ショットでビタっとつけたらチャンスはあると思います」。

横峯さくら (13位タイ:-4)
「(最後は良いバーディーでしたが?)難しいパットだったので、入ってくれて良かったですね。前半はラフに入ったりして、チャンスが少なかったのですが、スコアは3アンダーで、もうちょっと精度が良くなってくれればという感じですね。チャンスにつけるのは、フェアウェイからじゃないと難しいので、明日はいかにフェアウェイにいけるかですね。自分自身が出来る事を明日集中して出来れば良いかなと思います」。

有村智恵 (13位タイ:-4)
「ショットがまだまだ自分のものになっていないので、その辺を調整して。パッティングも気持ちよく出来ていないので、もうちょっと距離を合わせてやっていきたいですね。8番、9番で(バーディーを)取れなかったのが流れを断ち切ってしまいました(8番3m弱、9番1m弱)。後半は、完璧を求めすぎて、いろいろ考えてしまったので、明日はシンプルにゴルフするように心がけたいです。明日は毎ホール、毎ホールしっかり集中出来れば」。

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