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2012.9.15

マンシングウェアレディース東海クラシック 2日目

全美貞が首位を守る 後続3打差に佐伯三貴ら3名

 2012年度LPGAツアー第26戦『マンシングウェアレディース東海クラシック』(賞金総額8,000万円、優勝賞金1,440万円)の2日目が愛知県知多郡の新南愛知カントリークラブ・美浜コース(6,402Yards,Par72)にて開催された。

 天候:雨のち晴れ、気温:27.4℃、風速:2.2m。8時ごろから降りだした豪雨により2時間強の競技中断を挟んで行われた大会2日目。現在賞金獲得ランキング1位の全美貞(ジョンミジョン・韓国)が4バーディー・1ボギーの69でスコアを3つ伸ばし、通算11アンダーとし単独トップの座を守った。8アンダーの2位タイには佐伯三貴、イボミ(韓国)、ナダエ(韓国)、7アンダーの5位タイには有村智恵と酒井美紀が続いている。

なお、毎年大会2日目の恒例となっている「ドライビング女王コンテスト」は荒天のため中止となった。

 この日も安定したゴルフで着実にスコアを伸ばした全美貞。「ショットをところどころ曲げたりもしたけど、それよりアイアンの距離感が難しかったです。うまく打ったと思ったボールが(思ったより)遠くに行ってしまったり、それが迷いになってしまった」とショットのイメージに迷う場面もあり、前日からのノーボギーは15番ホールで途切れたが、「今日はアイアンもパッティングも迷いがあった。明日はそういうことがないように自信を持って打ちたいです」と、最終日に向けて修正すべきポイントはしっかりと把握している様子。「優勝スコアはわからないですね。そういうことを決めると力んだりしますので。一つ一ついいプレーができたらと思います」と、最終日も平常心のプレーを心がける。

 首位と5打差からスタートした佐伯三貴はこの日のラウンドを6バーディー・1ボギーとし、トップとの差を3打差に詰めてホールアウト。「(今日は)パートナーに恵まれた。いいイメージで回ることができました」と語るように、同組の有村智恵、イボミと競いあうようにバーディーを量産した。この大会には主催のデサントが手がけるブランドとウェア契約を結ぶプロが多数出場しているが、佐伯もその中の一人。「本当にデサントの方が応援してくれていますし、こうした形で明日を迎えられるということは(デサントの)ウェアを来ている私としては本当に嬉しいこと。美貞さんもそうですが、明日はデサント同士で熱い優勝争いができたらと思います」と、明日は同じ最終組に入る全との直接対決で大会最終日を盛り上げてくれそうだ。


有村智恵 (5位タイ:-7)
「今日はチャンスを決めるところは昨日より増えたけど、ボギーも来る日だったので、今日のゴルフでは足りなかったかなと思います。(中断の影響は?)私たち(の組)には関係なかったですね。ウォーミングアップしてちょうどいいくらい。再開までリラックスできました。2週連続優勝という意識はあまりないですが、それができるのであれば強さを証明できるのかなと思います。明日は上を走ってる選手が自分よりも上の選手なので、しっかり詰められたらと思います」。

酒井美紀 (5位タイ:-7)
「昨日から続いてショットが悪かったです。ドライバーが当たらないし、当たったと思っても飛ばない。アプローチとパターでなんとか耐えていたけれど、13番で2.5メートルのパーパットを外して、そこまで耐えていただけにイラッとしました。それで“もう行くしかない”と次のホールで狙いに行ったら、なんとかバーディーが取れました。今日は全さんと回らせてもらって、打ち方とかリズムとか勉強になりました。明日はそれを活かしてもっとスコアを伸ばせるようにしたい。(ツアーでの)自己ベストが5位なので、5位以内を目標にしたいです」。

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