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2019.10.2

首位浮上の但馬友 『オールブラックスで頑張れた』

 2019年LPGAステップ・アップ・ツアー第17戦『フンドーキンレディース』(賞金総額2,000万円、優勝賞金360万円)大会第2日が10月2日、大分県臼杵市・臼杵カントリークラブ(6,502ヤード、パー72)で行われた。地元大分県出身の但馬友が、通算7アンダーで、ヌック・スカパンと並んで首位。2打差の通算5アンダー、3位タイには新海美海など5人が続く、混戦となった。(天候:曇り時々雨 気温:25.5℃ 風速:1.1m/s)

 地元で躍動。大分県出身の但馬友が、首位へ浮上した。「地元で結果を出さないといけない。去年までは、自分へプレッシャーをかけすぎた。でも、今年の夏ごろから、できることをしっかりやろうと思うようになれた。落ち着いてきたのです」とメンタル面の成長を好調の要因としてあげる。

 当然のように自然体。「1番で2メートルのバーディーパットを外し、4番でもバーディーが獲れなかった。1番と4番のパー5は、バーディーがマストなホール。そこで獲れなかったのだから前半は、無理にバーディーを獲りにいくのをやめました」と説明し、前半は無理をしなかった。

 「16番ホールのホールインワン賞を提供している平倉建設株式会社さんは、私のスポンサー。きのう、会長さんからインで勝負−とLINEをくださった。期待にこたえないといけない。後半は頑張りました」。なるほど、12番でチップインバーディーを決め、13、15番でもバーディー奪取に成功する。極め付きは最終18番。4メートルのバーディーパットをジャストタッチで沈めた。プロ入り後、初の首位タイでホールアウト。

 但馬の地元・大分県は、ラグビーワールドカップ2019の開催地。県を上げて一大フィーバーを展開中。街中に、大会のポスターやバナーフラッグがあり、大分駅には大型ビジョンでパブリックビューイングができるファンゾーンも設置されている。

 「3日前、幡野夏生とパブリックビューイングしてきた。すごく、感動しましたよ。今夜は、ニュージーランド対カナダ。試合会場へ行きます。それで、きょうは頑張れた。毎日ゴルフのことを考えているし、試合中は、夜8時に寝る、そんな毎日。だけど、今夜は特別。オールブラックスですよ。一生に一度ですから、生でハカを見てきます」と興奮を隠しきれない。

 ただし、「最終日は、どう転がるかわからないけど、私も微力ながら大分県を盛り上げていきたい」。ホームアドバンテージが最大の力になる。

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