地の利を生かし、濱田茉優が66

＜Photo：Atsushi Tomura/Getty Images＞

日本女子オープンゴルフ選手権　COCOPA RESORT CLUB 白山ヴィレッジゴルフコース QUEENコース（三重県）第1日

　勝手知ったる、かつての我がコース。濱田茉優がホームアドバンテージを存分に発揮し、66をマークした。笑顔がこぼれたのは11番。残り90ヤードの第2打ちを、30センチにつけたスーパーショットで勢いが。「イメージ通りでした。バーディーで、流れに乗れた」という。さらに、「きょう、フェアウェイキープ率は100パーセント」と胸を張って答えている。

　開催コースは、昨年まで所属のCOCOPA RESORT CLUB 白山ヴィレッジゴルフコース。所属先は変わっても、「高校卒業から、研修生として6年間お世話になりました。今でも試合が休みの時、オフなどは、練習でお世話になっています」と話す。というわけで、日本女子オープン開催が決まると、「絶対に出場したかった。コースの皆さんが応援してくださっている。精いっぱいのプレーで恩返しをします」と誓ったそうだ。なるほど、この日もスタートホールで大声援を受けた。

　今シーズン、大東建託・いい部屋ネットレディスとNEC軽井沢72ゴルフトーナメント第1日、第2日は単独首位。ただ、最終日にスコアを伸ばせず、初優勝を逸した。「飛距離が出る方ではない。ポイントは、しっかりとコースマネージメントをして、パッティングです。意識し過ぎないように」。3度目の正直を目指す。

(メディア管理部・鈴木　孝之)