1. ホーム
  2. ニュース&トピックス
  3. 伊藤園レディスゴルフトーナメント 2日目

2012.11.10

伊藤園レディスゴルフトーナメント 2日目

茂木宏美、有村智恵が首位タイで最終日へ

 2012年度LPGAツアー第33戦『伊藤園レディスゴルフトーナメント』(賞金総額9,000万円、優勝賞金1,620万円)の大会2日目が、千葉県長生郡長南町のグレートアイランド倶楽部(6,639Yards/Par72)で行われた。

 天候:晴れ、気温:19.4℃、風速:2.7m。 前日に引き続き、快晴となった2日目。首位と2打差の2位からスタートした茂木宏美は、この日4バーディー・ノーボギーの68をマーク。通算10アンダーとし、有村智恵と並んでトップに立った。2打差の3位タイには服部真夕とイボミ(韓国)が続いている。

 「今日は60台を出さないと3日目につながらないと思って、目標を立てていました」と、連日のノーボギーラウンドで首位に並んだ茂木。有言実行の68をマークしたが、3番では3メートル、4番では4.5メートルのパーパットを残し「危なかったですね」とピンチをむかえた。それでも「1ホール1ホール自分らしくやろうと心掛けました」と持ち前の粘り強いプレーを発揮。このピンチをしのいで、勢いをつけた。「最近は若手若手と言っていますけど、ベテランもいるんだとアピール出来るチャンスなので、私なりの経験を生かしたプレーをしたいと思います」と優勝へ自信を覗かせた茂木。「明日は先に抜け出せれば先に出たいですけど、予定を立てて予定どおりに行ったことがないので、いかに私らしくプレーできるかが鍵です」と今季初優勝ヘ挑む。

 一方、2打差の単独首位でスタートした有村。「朝から自分が思っているよりも結果が悪くて、少し固かったかなぁ」と、スタートホールの1番ではアプローチを2メートルオーバーしボギー。4番でも3パットのボギーを喫し、序盤で同組の2人に並ばれてしまう。続く5番・パー5では、2打目で残り20ヤードまで運びながらもアプローチをミスし、8メートルのバーディーパットを残した。しかし「これを決めればバーディーだし、決めて気持ちを切り替えようと思いました」とこのパットを見事に沈めると、その後も3つのバーディーを奪い、同組の茂木と競り合いを演じた。「今日は他にもチャンスはあったんですけど、なかなか決め切れなかったです。この調子だと明日優勝争いすることは厳しいと思うので、これから修正して、良い状態に持っていきたいです」と前日のような笑顔は見られなかった。明日の最終日は、今季国内ツアーで最後のラウンド。「私はもう最後なので、しっかり気持ちを込めて回りたいです」と、全身全霊のゴルフで今季4勝目を狙う。


服部真夕 (3位タイ:-8)
「かなりいい感じでゴルフしてたけど、17番(パー3、ティーショットを池に入れてダブルボギー)は自分でも何が起こったかわからない感じで…。2日目でよかったのかなとプラスに考えたいです。それ以外は本当にショットが良かったです。(優勝の可能性は)充分あるので、今日で悪いものは吐き出したかなと。明日またイチからというつもりでやりたいです。2打差という数字はあって無いようなものだと思うので、自分が伸ばしてチャンスをモノにしていきたいです」。

イボミ (3位タイ:-8)
「今日はパッティングが良かったです。難しいパーパットも4回くらいあったけど、全部入ってくれました。昨日からパターをピンタイプのものに替えて、ストロークしやすくなりました。距離感も合うようになっていい結果が出てます。(先週は優勝を逃したが、気持ちの切り替えは?)優勝できなかった悔いは残ってます。その悔いを晴らすために今週は頑張りたい。先週よりいい成績、優勝を狙いたいです」。

上田桃子 (5位タイ:-6)
「パットが本当に入らなかったですね。入ったと思うのが全部入らなかった。しょうがないですね。ただ、スピードは合っているし、自分の思っているところに打ててるし、ショットも手応えを感じてプレー出来てます。(今週は)今年で一番状態が良いので、ツアーを面白くさせたいなと。明日はゲームにこだわってプレーしたいです。来週のためにもいいゴルフをするのが大切なので、前半からガンガンいきたいです」。

このニュースをシェアする

記事検索記事検索ARCHIVE

年を選ぶ arrow
月を選ぶ arrow
カテゴリ arrow
search検索