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2012.12.7

LPGA新人戦 加賀電子カップ 最終日

東浩子が2位に6打差をつけて、新人戦優勝

『LPGA新人戦 加賀電子カップ』(賞金総額は600万円、優勝賞金108万円)の大会最終日が千葉県長生郡のグレートアイランド倶楽部(6,534yards Par:72)で行われた。

 天候:晴れ、気温:12.0℃、風速:2.0m。快晴無風の絶好のコンディションで行われた大会最終日。単独首位からスタートした東浩子は、前半で1オーバーとスコアを落とすものの、後半に入り4バーディー・ノーボギーの猛チャージ。後続との差を広げ、嬉しいプロ初優勝を飾った。6打差の2位には山村彩恵。7打差の3位タイには、城間絵梨と林綾香が入った。

 完全優勝で見事に新人戦を制した東。「無風だったので、昨日よりスコアを伸ばさないといけないと思っていました」と序盤の3番ホールでバーディーを奪い、幸先良いスタートを切ったが、その後はショットが安定せず前半は37。一時は城間に並ばれてしまう。それでも「気持ちを切り替えてピンを狙って行ったら、その通りピンに飛んでいってくれました」と後半は攻めのゴルフを展開し、次々とチャンスを演出。15番・パー5では2mのバーディーパットを沈め、勝負を決定づけた。

 過去の優勝者には不動裕理、横峯さくら、上田桃子といった歴代賞金女王が名を連ねる大会での優勝に「率直に嬉しいですし実感が無いですけど、一生に一度の大会で勝つことができて、自信になりました」と笑顔で応えた。「今年はプロテストに(トップ)合格して、ツアーに出場して、最初は緊張しましたけど、後半は雰囲気にも慣れて、予選を通過することも出来ました。来年はツアーで優勝することが目標ですし、ショートゲームがまだまだなので、来年に向けて練習に励みたいです。私はショット全般が長所なので、そこをより良い形に持っていけたらいいですね」とさらなる進化を誓った。

山村彩恵 (2位:+2)
「10番から良いバーディーが来たりして、今日はよくチャンスが作れたと思います。でも後半チャンスでパットが入らない状況が続いて、優勝するにはこういうのが入らないといけないと思いました。自分的にはもっといけたという思いが強いですね。1年ツアーで戦って、技術もそうですけど、気持ちの面で平常心を保つのが難しかったです。後半は安定してきたので、集中力が大事だと気づいた1年でした。来年に向けて、メンタル面の強化が課題ですね」。

城間絵梨 (3位タイ:+3)
(前半は会心でしたけど?)やっぱり、ダメでしたね。15、16、17と3連続ボギーで。優勝は意識していなかったんですが、最後だから良いプレー、60台で回ろうと思っていけるところまで行ってと考えていましたが、今日もダメでしたね。飛ばしにかかってしまって…。もうちょっと番手を下げて、慎重になるべきだったかなと思います。イケイケだったり、ビビリすぎたり、極端で自分のゴルフができていないんですよね。ボギーを打つと続いてしまう…。もっと厳しく、自分のやりたくないと思うことも取り組んで、同じようなミスはしたくないですね」。

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