2013.3.16
ヨコハマタイヤゴルフトーナメント PRGRレディスカップ 2日目
リエスドが単独首位浮上 1打差2位に原江里菜
2013年度LPGAツアー第2戦『ヨコハマタイヤゴルフトーナメント PRGRレディスカップ』(賞金総額8,000万円、優勝賞金1,440万円)の大会2日目が、高知市香南市の土佐カントリークラブで(6,232yard/par72)で行われた。
天候:晴れ、気温:15.7℃、風速:3.5m。前日に続き穏やかなコンディションとなった大会2日目。上位陣のスコアが伸び悩むなか、首位と3打差の6位タイからスタートしたリエスド(韓国)が1イーグル・3バーディーの67をマークし単独首位に立った。1打差の2位には今大会ホステスプロの原江里菜。2打差の3位に藤本麻子、全美貞(ジョンミジョン・韓国)、李知姫(イチヒ・韓国)、ウェイユンジュ(台湾)、テレサ・ルー(台湾)、ヤング・キム(韓国)の6名が続いている。
3番でイーグルを奪うなどこの日5つスコアを伸ばして首位に立ったリエスド。「昨日、今日といいゴルフができました。先週の沖縄の最終日からずっとボギーなしだったり、イーグルがきたり、自分のゴルフに集中できています」と今日の内容に納得の表情を見せた。明日は「一打一打をしっかりと頑張ろうという気持ちが大きいので、今まで練習してきたものを頑張って、明日のこの時間に一番幸せな選手になっていたいです」と、持てる力を出し切って悲願の初優勝を狙う。
そして、この日2位に浮上したのは、ホステスプロとして今大会に臨んでいる原江里菜。「今日はミスしてもパッティングが良かったのでいいスコアにつながりました」と、好調なパッティングで6バーディー・ノーボギーの安定したゴルフを見せた。'08年に54ホール通算21アンダーという驚異的なスコアで初優勝。しかし、'09年後半からスランプに陥り、'10年には賞金ランク82位に沈んでシード権を失うなど苦しい時期を経験した。今季は2年ぶりにシード復帰。「この2年間はバーディーパットの時にも"どうせ入らない…"という思いがありましたが、今は難しいラインも"絶対入るラインはある"と思えるようになれました。2年前とは違います」と技術面、メンタル面ともに確かな手応えをつかんだ。「契約してもらっているので、私が勝てば盛り上がると思う。まわりの準備は出来ていると思うので、優勝する気で頑張ります」。ホステスプロとして臨む大会最終日、大きな期待を背負って5年ぶりの復活優勝を狙う。
藤本麻子 (3位タイ:-6)
「今日はスコアを伸ばしたかったですが、フェアウェイからグリーンを狙えなかったことが(伸び悩んだ)原因です。ラフからのショットだと、どうしても安全な方に打ってしまいがちなので…。打っているフィーリングや振り抜きは良かったので、修正の利く範囲だと思います。明日はティーショットからスイングのイメージなどをしっかりとやっていきたいです。(最終日に向けて)まだ2打差ですし、昨日終了時点では私も2打リードしていたので、明日は攻めるところと守るところをしっかりマネジメントしていきたいです」。
全美貞 (3位タイ:-6)
「今日は全体的には悪くなかったのですが、アイアンショットの距離感が難しかったです。17番で3パットのボギーになってしまったのが悔しいですね。距離感は悪くなかったんですが、思っていたよりも切れなくて…。パットの調子は悪くないです。明日はもう少し自信を持って臨みたいと思います」。
李知姫 (3位タイ:-6)
「今日はパットが良かったですね。ショットではミスが多かったけど、パットが救ってくれた感じです。(このコースのグリーンは)硬くてスピードも出ますけど、今日はタッチとスピードが自分のイメージにピッタリだったので、いいリズムでラウンドできたことがスコアにつながったと思います。明日は状況次第ですが、自分のできるプレーを精一杯やっていきたいです」。
テレサ・ルー (3位タイ:-6)
「今日は長いクラブも短いクラブも、ショットがすべて安定していました。(初優勝は)とっても意識しています!優勝したいです。このコースは距離が短いので、明日はパッティングが良ければスコアを伸ばせると思います。最終日の目標は5アンダー、トータル11アンダーまで伸ばしたいです!」
ヤング・キム (3位タイ:-6)
「今日はショットもパットも良かったですが、特にパットが良かったですね。5~7メートルくらいの長い距離もしっかりと入ってくれました。このコースは海も近いし、スピードもあるのでグリーンは難しいですが、今日はタッチが良かったのでバーディーを取ることができました。明日も目の前の一打一打に最善を尽くして、頑張ります」。
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