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2019.11.1

蛭田みな美 101回目の首位発進 

<Photo:Chung Sung-Jun/Getty Images>

 LPGAツアー第35戦『樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメント』(賞金総額8,000万円、優勝賞金1,440万円)が11月1日、埼玉県飯能市・武蔵丘ゴルフコース(6,585ヤード/パー72)で開幕。大会第1日は大混戦となった。6アンダーの首位は蛭田みな美、鈴木愛。1打差の5アンダー、3位タイで岡山絵里、勝みなみ、吉川桃が続く。プロデビュー戦の古江彩佳はイーブンパー、43位タイ。(天候:晴れ 気温:21.1℃ 風速:1.1m/s)

 初の賞金シード入りへ、チャンスは残り3試合。賞金ランキング55位、蛭田みな美が燃えている。「準備万端。全精力を尽くして臨んでいる。やっぱり優勝したい」。LPGAツアー出場は、今大会で101試合目(アマチュア出場20試合を含む)でも、首位発進は自身初だ。 

 この日、気迫の7バーディーは、ギャラリーを大いに魅了した。「体がキレる。第1打がよく飛んだ。250ヤード以上は。平均、10ヤードぐらいは飛距離が出た」と言葉が弾む。急上昇の要因を、「1Wのグリップが、スライス気味に入っていたから、スクエアにした。今回、しっかりボールがつかまえられるようになった」と苦笑いする。

 15歳で、LPGAツアーへ初出場。今年で22歳になった。最近、「女子力があがっている」とのうわさ話が聞こえる。「そんなことはありません。お化粧が上手になったのかも…」と以前と変わらず、ごく控えめだ。ところで、『みな美』は父・宏さんが命名したそうだが、「美を漢字にしたことは、特に意味はないらしいです」。ただ、ひらがなの柔らかさが漢字を引き立たせ、新鮮なインパクトがある。

 スコアボードの最上位に記された、自身の名前を何度もみつめている。ジャンプアップの絶好機。「まだ第1日。気を引き締めていきます」。プロ4年目、覚醒の秋だ。

(メディア管理部・森谷 清)

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