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2019.11.8

9位T発進・渋野―プロテストと今を語る

<Photo:Matt Roberts/Getty Images>

TOTOジャパンクラシック 瀬田ゴルフコース 北コース(滋賀県)第1日

 今大会、初出場の渋野日向子は9位タイで第1日を終えた。6バーディー、3ボギーの内容に、「最後(18番・ボギー)は少し悔しい。気持ちよく終わりたかった。きょうは、下りの難しいラインを決めた、ナイスパーが結構、ありましたね」と話した。 

 9番では、鮮やかなチップインバーディーを決めて、グリーンを取り囲んだギャラリーから大声援が上がった。「きょうも多くのギャラリーさんが沸いてくれた。とてもうれしい」と笑顔で感謝する。また、ロレックス世界ランキング8位のレキシー・トンプソンとのラウンドには、「出だしから20、30ヤードは、おいていかれて思わず、笑った。最後も2オン不可能なパー5(540ヤード)を乗せてきた。まさに、スーパースターですよ」と驚きの表情を浮かべた。

 その一方で出身地、岡山県で、最終プロテスト最終日が行われている。「結果が気になる。もう2度と出たくないし、死ぬほどつらい。本当にしんどい1週間でした。人生はどう変化するかわからない。あの時、今のようになるなんて全然、予想できなかったから」と真顔で語っている。LPGAツアー4勝目へ、好スタートを切った。賞金ランキング1位の申ジエと、タイトルをかけて超真剣勝負が続く。「きょう以上のスコアを出せば、上位争いできる。第2日も60台のスコアを目指したい」。

 人生を変えたのは、優勝だ。プロテスト合格から、わずか1年、自力でスーパースターになった。チャンスは毎週、訪れる。プロゴルファーになって正解だ。

(メディア管理部・森谷 清)

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