1. ホーム
  2. ニュース&トピックス
  3. 中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン 1日目

2013.5.24

中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン 1日目

バースデープレゼント

LPGAツアー第12戦『中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン』が5月24日、愛知県豊田市の中京ゴルフ倶楽部 石野コース(6,519Yards/Par72)で開幕した。

第1日、6アンダーで首位に立ったのは大山志保。1打差の2位で森田理香子、更に1打差の3位で三塚優子が続いている。(天候:晴れ、気温:26.4℃、風速1.4m)

「最高の35歳でした」この日唯一のピンチとなった18番を無事パーで締めくくった大山志保は、35歳最後の日を笑顔で振り返った。
明日5月25日が36歳のバースデー。1打1打に思いを込めるこの人らしく、誕生日を迎える週のプレーには並々ならぬ思いが入るという。「昨日は緊張して眠れませんでした…」寝不足気味で迎えたこの日、6つのバーディーを重ね叩き出した66は、35歳のベストスコアを記録した。

「このあいだお母さんに誕生日プレゼントをあげたんです。帽子とか、ストールとか、バッグとか、洋服とか…いっぱいプレゼントしましたね。プレゼントするの好きなんです」。そんな大山が、故郷宮崎でタクシー業を営んでいる父親に、今年プレゼントしたいと考えているのが、新しい車だという。今週の副賞はCMでおなじみのピンクの車。「すごく欲しいです。絶対にお父さん喜ぶと思います。でもタクシーには派手ですかね。」

自分へのプレゼントにはあまり関心が無さそうな孝行娘だが、2011年から遠ざかっている優勝が、自分と両親への一番のプレゼントになるのはもちろん分かっているだろう。


先週最終日に76と崩れた森田理香子は、師匠である岡本綾子に言われ、優勝した開幕戦の自分の映像を見てみたという。そこに映っていたのは絶好調の自分。閃くものがあった。「何でダメなのか分からなかったんですけど、DVDを見て分かったような気がしたんです」結果は5バーディー、ノーボギーの好スコアとなって表れた。

かねてより自分のスイングを師匠のそれと比較して、「好きではない」と語っていた森田。理想のスイングに近づけるため、オフには徹底して師匠の映像を目に焼き付けた。

しかし不調に陥りそうな自分に気づきを与えたのは、師匠のスイングではなく自分のそれ。この気づきが本物であること、そして自分のスイングが理想に近づいていることを、残り2日で証明する。


三塚優子 (3位:-4)
「先週は腱鞘炎で棄権してしまったんですけど、スイングで悩んでいたものがわかってきました。今年は成績が出ていないどころかボロボロですけど、シーズンはまだ長いし、あきらめるのはまだ早いと思えるようにしました。(このコースは)好きです。気持ちが前向きになれます。思い切りやって失敗を恐れずに、1ホール1ホール頑張りたい」。

笠りつ子 (5位タイ:-2)
「今日は朝からすごくショットの調子が良くて、前半チャンス多かったけどバーディーパットがいくつか入らなかったのがあって…。でもいい感じできてます。初日としてはまずまずのスタートだと思うので、まだ2日あるし最後まで思いっきりいきたいと思います」。

酒井美紀 (5位タイ:-2)
「今日はすごくショットが良くて、それが好スコアにつながったと思います。(今日が誕生日)ありがとうございます。スタートアナウンスで紹介してもらって嬉しい反面、照れくさかったけど、みんなに“おめでとう”と祝福してもらったので、いい一日になりました」。

佐伯三貴 (14位タイ:-1)
「アンダーパーで終われたのは良かったんですけど、もう少しチャンスにつけたかった。(現在賞金ランキングトップ)全然気にしてません。今、絶好調よりもちょっと落ちてきているので、立て直したい時期。自分のプレーに集中したいと思います」。

横峯さくら (24位タイ:イーブンパー)
「前半3アンダーでターンして、10番ホールで1メートルのパーパットを外してしまって流れが悪くなってしまいました。ショットもパッティングから崩れてしまったので、明日へ向けてしっかり修正して頑張りたい。(初日から大ギャラリーが帯同)暑いなかありがとうございます。明日はいいプレーが出来るように頑張ります」。

このニュースをシェアする

記事検索記事検索ARCHIVE

年を選ぶ arrow
月を選ぶ arrow
カテゴリ arrow
search検索