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2013.8.17

NEC軽井沢72ゴルフトーナメント 2日目

絶好調 VS 絶好調

 長野県軽井沢町の軽井沢72ゴルフ北コースで行われた、2013年度LPGAツアー第21戦『NEC軽井沢72ゴルフトーナメント』の2日目は、この日ベストスコアの64とスコアを伸ばした韓国のリエスドが通算13アンダーで単独首位に立った。3打差の2位に不動裕理。5打差の3位には笠りつ子、フォンシャンシャン(中国)、イジミン(韓国)の3名が並んでいる。(天候:晴れ、気温:29.3℃、風速:1.8m)


 バーディーが止まらない。単独首位に立ったリエスドはショットが絶好調。序盤から2番ホールで20センチ、3番では1メートルにつけてバーディーを奪うと、8番でもバーディー。圧巻は9番パー5。2打目残り207ヤードを5Wでピン横9メートルに乗せると、フックラインを見事に読み切り会心のイーグル。その後も勢いは止まらず、最後も8メートルを沈めてバーディー。「コースコンディションも良いし、自信を持ってプレーしたのが良かった」と自己ベストタイの64のラウンドを振り返った。

 前週の『meiji カップ』では初日73の41位と出遅れたが、その後の2日間を69、68と盛り返して10位フィニッシュ。「あの試合で自信が持てて、今週のプレーにつながりました」と笑顔を見せる。

 これまで幾度と無く優勝のチャンスを迎えてきた彼女だが、課題はメンタル面。最終日にスコアを伸ばす事が出来ず何度も涙を呑んだ。7月のオープンウィークは、メンタル面を集中してトレーニング。今日もスタート前には、キャディを務める妹と“心をひとつに”と目を閉じて集中する姿をみせるなど、課題克服に試行錯誤。「明日は日本に来る前からテレビで見て尊敬していた不動さんとの優勝争い。緊張するというより、よく頑張ってここまで来れたと自分でも思うので、楽しんでプレーしたいです」。ツアー参戦7年目で迎えた最大のチャンス。悲願のツアー初Vはいよいよカウントダウンに入った。


 絶対女王が絶好調宣言。過去6度の賞金女王に輝く不動裕理が3打差の2位に浮上した。

 「ショットは悪くないんですけど、パッティングが入らず…」と昨年からパッティングに苦しんでいたが、今週は「グリーンが速い分、ラインだけ考えれば良いというのが一番。イメージもしやすいです」と高速グリーンが奏功。「今日は久しぶりにパッティングが入りまくりました」とこの日は8つのバーディーを量産した。「特別に変えたことは無いです。この2ヶ月くらいパッティングの感じは良かったんですけど、カップまで届かず。今回はショートすることが無いので入っているんだと思います」とこの日のパッティングを冷静に分析した。

 明日の最終日は2011年以来の優勝をかけて挑む。「みんなスコアを伸ばしてくるでしょうから、まだまだ。明日はもっと良いスコアを出していこうという気持ちでやりたいです」と珍しく気合を全面に出した。最終日・最終組でのラウンドは奇しくも昨年のこの大会以来。昨年はトップ2打及ばず3位に終わったが、今度こそ51回目の栄冠を最高のプレーでつかみたい。



笠りつ子 (3位タイ:-8)
「(今日は)上しか見てなかったので、自分のやれるところまでやろうと思ってました。明日も自分のゴルフをして、(同組で回る)不動さんはすごく尊敬している選手なので、(プレーを)見ながら頑張りたいと思います。もうそろそろ勝ちたい気持ちはあるので、後半戦はその気持ちだけは持っています」。

吉田弓美子 (6位タイ:-7)
「今日は、昨日のショットとパッティングの悔しかったぶんを晴らそうとして、上手くいきました。昨日と違って緊張はほとんどしなかったし、一打一打いい集中力で出来ました。明日はもっとバーディーパットを決められるように頑張って、正規の18ホールで終われるようにできたらいいですね(笑)」。

藤本麻子 (6位タイ:-7)
「(前半は完璧?)そうですね、朝からパッティングのフィーリングが良くて、昨日の修正が効きました。思ったところに打てるし、それが入ってくれると次もあそこに打てると。ここはビッグスコアが出るコースなので、私もその一人になれたらと思ってラウンドしてました。明日はピン位置が難しくなるので、ラフからは攻めづらいので、ティーショットがフェアウェイにいくように修正していきたいです」。

豊永志帆 (6位タイ:-7)
「今日はストレスの溜まる一日でした。(単独首位からのスタート)緊張はあまりなくて落ち着いて出来たけど、前半はショットがいまいちで耐えていて、後半はショットは良くなったけど1ピンくらい(のパット)が入らなくて…。今年まだ一度しかトップ10入りがないので、最終日はしっかり伸ばして、今よりいい順位にいけるようにしたいです。トップ3を目標に頑張ります」。

横峯さくら (54位タイ:-1)
※連続予選通過記録が101試合で途切れる
「最後のバーディーパットは2メートル無いぐらいですね。スライスラインだと思ってたけど、左エッジに打ったら蹴られちゃったという感じで。(バーディー取れば予選通過というのは)頭のなかにありました。最後バーディー取っておけば大丈夫かなと。すごく残念だとは思いますけど。一所懸命にやった結果なので仕方ないですし、気持ちの面でプレッシャーは無くなるかなと思うので」。

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