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2019.11.30

イボミ スマイルキャンディー完全復活

<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>

 LPGAツアー最終戦・公式競技『LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ』(1億2,000万円、優勝賞金3,000万円)大会第3日が11月30日、宮崎県宮崎市・宮崎カントリークラブ(6,535ヤード/パー72)で行われた。通算7アンダーで首位に立ったのはイボミ。1打差の通算6アンダーにペソンウがつけている。注目の賞金女王争いは、渋野日向子が通算5アンダー、3位。鈴木愛が通算1アンダー、12位タイへ浮上した。申ジエは通算イーブンパー、17位タイで最終日、LPGA史上初の年間平均ストローク、60台の偉業を目指す。
(天候:晴れ 気温:14.8℃ 風速:2.7m/s)

 完全復活の足音が近づいてきた。2年ぶりの優勝を目指し、イボミが首位で最終日へ向かう。「パッティングが良かったです。チャンスで決められた」と、確かな手応えを感じた。難コースを相手に、この日は26パット。驚異的だ。見ているこちらが難しい-とストレートに伝わってくる。

 となれば、プレーする選手のテクニックにひたすら感服するしかないだろう。それにしても、17番のバーディー奪取はインパクト絶大だ。7メートル。しかも下りのラインを鮮やかに決める。「結構曲がって、速いスピードで入りました。カップへ入らなかったら…。あれを思い出すと、あすは(下りラインが)打てなくなりそうです。だから、イメージは早く忘れることにします」。真剣勝負に徹し、浮ついた様子などない。

 この日は、渋野日向子と今季2度目の同組プレー。しかも、2サムで笑顔の競演である。大ギャラリーが幾重にもコースを取り巻いた。渋野の印象を、「ミスをすることを考えず、集中して悩む様子など見せない。逆に私は考えてしまうから…」と好対照の心情を解説する。2人がバーディー奪取の9番など、スーパープレーはまるでライブ会場のようだった。「以前は、私の声援が多かった頃があったけど、最近は渋野さんを応援する声のほうが大きい。少しさびしいです」と笑っていた。

 最終日、最終組は、10月のNOBUTA GROUP マスターズGCレディース以来、今季2度目。「今年はより長く感じたシーズン。今大会への出場は難しいと思ていたけど、自分を信じて一生懸命にプレーしたことが良かった」という。833日ぶりの復活Vには、「まだ、わからない。でも、チャンスがつくれたこともうれしいです。ただ、賞金女王争いをしているところで、(優勝をすると)ジャマにはならないですか。今年最後の試合で、(フィアンセの)彼氏、コーチがきてくれた。母もおにぎりをたくさんつくって…。忘れられない1日にしたいです」と誓った。

 絶対女王の異名など、今は昔の印象がある。それでも、スランプからよみがえった強いハートで勝負!

(メディア管理部・森谷 清)

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