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2013.12.11

LPGA新人戦 加賀電子カップ 開催!

No.1ルーキーの称号は誰の手に
一生に一度の新人戦がいよいよ開幕!

 『LPGA新人戦 加賀電子カップ』(賞金総額600万円、優勝賞金108万円)が12月12日(木)・13日(金)の2日間、千葉県長生郡のグレートアイランド倶楽部(6,390ヤード/パー72)で開催される。

 本大会には、プロテストトップ合格の倉田珠里亜をはじめ、今季レギュラーツアーで1勝を挙げた成田美寿々、ステップ・アップ・ツアーでプロ初優勝を飾った鈴木愛杉本愛理、先週行われたファイナルQTをトップ通過した藤田光里など、今年度プロテストに合格した新人プロ20名が出場する。

 飛ぶ鳥を落とす勢いとは、まさに今の藤田光里にふさわしい言葉かもしれない。2014年のツアー出場権をかけたサードQT(東)とファイナルQTを共にトップ通過。特にファイナルQTでのパフォーマンスは特筆もので、強風のなか4日間オーバーパー無しの通算9アンダー。6打差の2位が2011年韓国女子オープンの覇者・ジョンヨンジュだっただけに、その成長ぶりは見逃せない。練習ラウンドが行われたこの日はツアー通算2勝の成田美寿々らとプレー。その成田も「やっぱり勢いがある。今日もショットはキレキレで、パッティングもポコポコとカップに入っていました」と舌を巻いた。それでもいつもとは違った新人戦の雰囲気に「ちょっと緊張しています」と藤田。QTでは「目標が高過ぎると焦ってしまうので」と常にイーブンパーを目標にしてきたが、今大会の目標を聞かれると「イーブンパーを目指したい。あとはトップ5でフィニッシュできれば。プロテストが6位合格だったので、一つでも上の順位で終わりたいです」とやはり謙虚な答えが返って来た。それでも一生に一度の新人戦。「将来ずっと記録に残るだろうし、いい結果を残したいです。あとはパッティングさえ入ってくれれば」と本音もチラリ。同期生の頂点に立つためにも、まずは初日のスタートダッシュが重要だ。

 藤田の2歳年上、21歳の成田美寿々はすでにツアー通算2勝の実力者。昨年はQT受験を経て単年登録者としてツアーを参戦したが、今年の最終プロテストを受験し、晴れてLPGA会員1年目として新人戦に参戦することになった。「同い年のプロも居ないし、知っている人もほとんど居ませんね…」と少し戸惑った様子を見せた彼女だったが、この日たまたま同組となった藤田光里との練習ラウンドに、勝負師のスイッチが入ったよう。「今日回った感じだとバーディー合戦になりそうですね。調子自体は今年の伊藤園レディスに比べたら良い方。来年に向けて一番いい形で1年を締めくくりたい」と闘志を燃やした。

 優勝者には2014年度LPGAツアー開幕戦の出場権が与えられる今大会。歴代優勝者には不動裕理、李知姫、馬場ゆかり、横峯さくら、上田桃子、森田理香子、藤本麻子など、現在LPGAツアーの第一線で活躍する選手たちが名を連ねている。ルーキーたちの一生に一度のタイトルをかけた熱戦に注目だ。

※ 一般の方のご観戦はお断りしています。どうぞご了承ください。

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