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2013.12.13

LPGA新人戦 加賀電子カップ 最終日

“Superflyのように” 藤田光里が新人戦でプロ初V!!

 『LPGA新人戦 加賀電子カップ』の大会最終日が、千葉県長生郡のグレートアイランド倶楽部(6,390ヤード/パー72)で開催され、単独首位からスタートした藤田光里が、強風のなか75のラウンドで後続を振り切り、嬉しいプロ初優勝を新人戦で飾った。1打差の2位に成田美寿々。3打差の3位には田口晴菜と鎌田ヒロミが入った。(天候:晴れ、気温:13.1℃、風速:6.1メートル)


 初日をはるかに上回る強風。他の選手が次々とスコアを落とすなか、首位スタートの藤田光里はグリーン上で何度も仕切り直しながらも、前半をイーブンパーでまとめ、リードを広げた。しかし後半に入ると風はさらに強くなる。チップインバーディー後に迎えた13番・パー5で3パットのボギー。すると続く14番・パー4では、フェアウェイからの残り50ヤードのアプローチをグリーンオーバーし、続くバンカーショットでもミス。結局このホールをダブルボギーとして、同組の成田美寿々に追いつかれてしまう。しかし切り替えの早さで続く15番・パー5で値千金のバーディー。上がりの2ホールは連続ボギーとしたものの、後続の追撃を振り切り、嬉しいプロ初優勝を手にした。

 「目標とするプロゴルファーは特にいません」は、彼女の口癖。そう前置きしながらも「今日もスタートする前までずっと同じ音楽を聴いていたんです。大好きなSuperfly(スーパーフライ)さんの曲を。聴いていると気持ちが高まるし、憧れの人。自分もそういうふうに思われるようになりたいです」と憧れの女性ボーカリストの存在を口にした。強風の過酷なコンディションの中でも、その力強い歌声は何度も彼女を奮い立たせたのだろう。『Superfly』本人曰く、Superflyの意味は、“超かっこいい”。「最後の連続ボギーはちょっと悔しいです」とこの日は超かっこいいとまでは行かなかったが、Superflyな存在になれる素質は十分。最後は「将来は勝てる選手になりたい」と力強く宣言した。


成田美寿々 (2位:イーブン)

「(18番残念でしたね)そうですね。私のミスです。セカンドショットが悔しくて・・・。自分では逃げていないけど、身体が逃げていたんでしょうね。 (風の影響も?)風のせいにはしたくないです。 思わしくないシーズンの終わり方だったので、オフは徹底的に追い込んでバッチリ自分のゴルフをしたい。走り込みなどこれだけ自分はやったと思えるくらい追い込みたいです。(去年と比べて)数字に表れているので、成長したなと感じてはいます。 (この悔しさをエネルギーに?)レギュラーツアーに行って、”絶対負けないぞ”という気持ちで頑張ります。 2勝しているものとして、実力を見せたかったです」。


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