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2014.3.22

Tポイントレディス ゴルフトーナメント 2日目

今季初Vを射程圏内に 森田理香子が単独首位に浮上

 2014年度LPGAツアー第3戦『Tポイントレディス ゴルフトーナメント』(賞金総額7,000万円、優勝賞金 1,260万円)第2日が、佐賀県武雄市の若木ゴルフ倶楽部(6,304Yards/Par72)で開催された。

 首位と2打差からスタートした森田理香子がこの日4つスコアを伸ばし、通算7アンダーで単独首位に浮上した。1打差の2位に原江里菜、4打差の3位にイボミ(韓国)が続いている。(天候:晴れ、気温:13.0℃、風速:2.3メートル)

 昨季の賞金女王・森田理香子が今季初Vに王手をかけた。最終ホールをボギーとしたものの、5バーディーの68で単独首位に躍り出た。最後のボギーには、「あれは何回もやってるんで(笑)またやったという感じでしたね。ファーストパットは4メートルくらい、返しも短かったんですけどね…。最後のアレは"明日しっかりやれよ"という意味だと思います」と、悔しさよりも自分への叱咤激励と受け止めた。



 開幕戦の『ダイキンオーキッドレディス』では優勝を逃したが、今週も優勝のチャンス到来。「今年は開幕のダイキンからチャンスがあったし、ダイキンもそうでしたけど、あんまり緊張してなくて、気持ち的にはいつもさほど変わっていない。まだ3戦目だし、体もいい調子とは思っていない。徐々に中盤戦に向けていければいいと思っている」といたって冷静。これも賞金女王の貫禄か。本人もその自覚はある。



 「周りから落ち着いたねと言われる。昨年の賞金女王争いは自分にとってプラスになったし、もともとメンタル面が弱いのでそういう経験で鍛えられたかも」。単独首位で最終日を迎える昨季の賞金女王のプライドと自負で今季初Vを狙う。


 4連続バーディーを含む7バーディー、3ボギーの68で一気に優勝を狙える位置に上がってきたのが原江里菜。2008年の『NEC軽井沢72ゴルフトーナメント』以来、2度目の優勝を狙う。



 ここまでは茨の道だった。デビュー以来、着実に成績を残してきたが、初優勝をあげた翌年の2009年中盤からはスランプに陥り、2010年には賞金ランク82位、デビューの年以来保ってきたシード権を手放した。その後、新コーチのもとスイング改造に取り組んで以降、徐々に調子も上がり、昨年まで2年連続で賞金シードを守っている。

 今シーズンはここまでの2戦で13位タイ、11位タイと上々の滑り出し。「4連続(バーディー)は予想していなかったので、この位置にいるのは予想外でした」と、今日の成績に驚いた様子。転がり込んできた優勝のチャンスに「明日次第ですね」と平静を装いながらも、虎視眈々とツアー通算2勝目を狙っている。


イボミ (3位:-3)
「今日も午前中は風がなくてよかったんですけど、後半に入って風が吹いて、ピンポジションも難しくてバーディーが取れなかったのが残念です。優勝はあまり考えていませんけど、開幕から3試合いい成績を残せているので明日も頑張ります」。

福嶋浩子 (4位タイ:-2)
「今日はラッキーがいっぱいありました。最後のホールに集まったと思えば切り替えられます。緊張しましたけどいい経験ができました。明日はベストフィニッシュをしたいですね。まわりもあまり伸びていないので思い切ってプレーをしたいです」。

西山ゆかり (4位タイ:-2)
「出だしでバーディーが来て昨日の流れで行けるかと思ったんですけど、ちょっとしたズレから気づいたら4番からボギーを打ち続けてしまって…。自分の気持ちの問題でスイングができなくなってしまって自分のスイングを見失ってしまいました。明日は、伸び伸びプレーをしてスコアを伸ばしたいです。自分のスイングをして、アプローチをして、パッティングができれば最高です」。

福田真未 (4位タイ:-2)
「思ったようなショットもパットも打てないまま終わってしまいました。地元ということもあって応援してくれる方もいたので、励みになりました。スコアは悪かったけど、良いゴルフを見せようと精一杯頑張りました。明日は悔いのないように頑張りたいです」。

横峯さくら (7位タイ:-1)
「今日は体調が良くなくて、体調のせいもあると思うんですけど、ちょっと悪い癖が出てしまって…。テークバックで上にあげてしまっていたんですが、キャディさんに指摘されて修正できたので良かったです。明日は、アンダーパーで回ることができればいいなと思います」。

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