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2014.4.11

スタジオアリス女子オープン 1日目

今季2勝目に向けて好発進
O.サタヤが5アンダーで単独首位

 2014年度LPGAツアー第6戦『スタジオアリス女子オープン』(賞金総額6,000万円、優勝賞金 1,080万円)第1日が、兵庫県三木市の花屋敷ゴルフ倶楽部よかわコース(6,376Yards/Par72)で開催され、5アンダーでO.サタヤ(タイ)が首位に立った。1打差の2位に福嶋浩子、2打差の3位タイに全美貞(ジョンミジョン・韓国)、山本亜香里、渡邊彩香の3人が続いている。(天候:曇り、気温:14.6℃、風速:4.4メートル)



 今季、開幕戦の「ダイキンオーキッドレディス」で1勝をあげているO.サタヤ(タイ)が5アンダーで初日単独首位に立った。開幕戦の優勝から1ヶ月が過ぎ、「体が疲れているので今週の月曜日から完全に休みました。だいぶ疲れが取れました」と、心身ともにリフレッシュして臨んだ大会初日。スタートホールの1番ホールは、昨年のLPGAツアー(公式戦を除く)で最も難易度が高かったパー4。ランディングエリアが狭い上、右には大きな池が構えている。優勝経験者と言えども、「今日は朝の練習場で良くなかったから1番のティーショットがすごく心配だった」と緊張するティーショットだったが、パーで切り抜けた。その後は、「1番でパーを取れたので大丈夫だと思って回れました。そのあとはすごくいい感じでショットもパットもできた」と話す通り、前半こそ1バーディーだったが、後半は5バーディーを含む32の67ストロークで回り、約1年ぶりの初日単独首位発進となった。「いい流れで今日は来たので、明日からの2日間もリラックスしながらやりたいです」と、今季2勝目に向けて意気込みを語った。



 首位に1打差の2位につけたのは、福嶋浩子。指定練習日では、姉の晃子と一緒にラウンド。先週の「ヤマハレディースオープン」では強風に苦戦し、予選落ち。その様子を見ていた晃子から「体が止まっている」との指摘を受け、回転とリズムを意識して練習ラウンドをおこなった。また、今週は3本のウェッジを新調し、晃子からアプローチの打ち方を教授。その効果が1番ホールで早速現れた。セカンドショットがグリーン奥にこぼれたが、絶妙なアプローチでピンそば1mにつけ、ナイスパー。このパーセーブをきっかけに波に乗り、5バーディー・1ボギーの68で回り、単独2位と好スタートを切った。浩子はティーチングプロフェッショナル登録者として出場するツアープロでは異色の存在。6年かけてティーチングプロ資格A級を取得。そこで得た知識と国内通算24勝を誇る晃子から伝授してもらった技術で、更なる上位を目指す。

渡邊彩香 (3位タイ:-3)
「今日は良かったですね。ここのコースは難しいので、結構タフで、なかなかバーディーが来ないし、その中で、明日しっかり60台出せば優勝も見えてくるので。明日は優勝を考えずに伸ばすことだけ考えて。森田さんと初日で回れるのも優勝してからなので、すごく勉強になると思います。どんな時でもリズムが一緒で、顔に出さず、淡々といつも落ち着いて同じリズムだなと感じました」。

山本亜香里 (3位タイ:-3)
「京都学園出身で、櫻井有希、森田理香子とか後輩で良い目標がいっぱいいますね。大学も同志社でずっと京都です。(プロになって)試合になかなか出られずにもどかしくて、やっと出られても成績がでず、不安と自信のなさでもがいていました。(明日は)今日みたいに楽しく雰囲気を楽しみたい。いつもあれダメ、これダメと否定的になってしまうので、緊張を楽しみたいです」。

アンソンジュ(6位タイ:-2)
「私は今まで5戦連続試合に出たことはあるけど、6試合連続は初めてなので疲れが出ていますね。疲れからドライバーが良くなかったけど、アイアンショットは悪くなかった。(2週連続優勝に向けて好スタートを切った?)あんまりそれは考えていないし、自分のゴルフをしていきたいと思っています」。

森田理香子(83位タイ:+6)
「ショット自体そんなに良くないけど、良いショットしても運悪くてダメで、パッティングも悪くないけど、届かないとか、流れが良くなかったです。スイングでどこか悪いとこないし、タイミングだけだと思うので、そこまでメチャクチャ悪いわけじゃないから大丈夫だと思います」。

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