1. ホーム
  2. ニュース&トピックス
  3. ゴルフ5レディスプロゴルフトーナメント 2日目

2014.9.6

ゴルフ5レディスプロゴルフトーナメント 2日目

大山志保が自身のベストスコアを更新するラウンドで独走態勢へ

 2014年度LPGAツアー第25戦『ゴルフ5レディスプロゴルフトーナメント』(賞金総額6,000万円、優勝賞金1,080万円)第2日が岐阜県瑞浪市のみずなみカントリー倶楽部(6,520ヤード/パー72)で開催された。

 首位スタートの大山志保が自己ベストの63をマークする圧巻のゴルフで通算16アンダーまでスコアを伸ばし、首位をキープ。6打差の2位に成田美寿々、さらに2打差の3位には吉田弓美子、O.サタヤ(タイ)、香妻琴乃の3選手が続く。(天候:晴れ、気温:30.6℃、風速:1.5メートル)

 「明日も攻めます」。大山志保が昨日会見で誓った言葉だ。そして、今日最終組についた大ギャラリーを目の当たりにしてもう一つ心に誓ったことがある。「こんなにたくさんのギャラリーがついて来てくれる。良いプレーを見せたい」と。こうしてスタートした大山がこの日奪ったバーディーは実に9つ。18ホールついて回ったギャラリーは、大山志保の代名詞ともいえる派手なガッツポーズを何回見たことだろう。自身のベストスコアを1打更新し、トーナメントコースレコードタイとなるまさに記録にも記憶にも残る圧巻のラウンドは、二つの誓いを見事に果たす完ぺきなものだった。


 昨日に引き続き、「ショットもパットも全部良かったです」と同じ言葉が出てくるほど自身の調子が良いという。「いつもは上位にいると周りのスコアを気にしたり、落としたくないという気持ちが強いのですが、今は気にせずやれています」と自分のプレーに集中できている。この日も2組前を行く成田美寿々が、中盤で怒涛の5連続バーディーを奪い、一時首位に並ばれたものの「スコアボード見て誰か伸ばしているなとは気づきましたが、それが成田さんとは分からなかったです」というように全く気にならなかった様子。「ゴルフ人生の中で今週一番いい状態だと思います」という言葉まで飛び出すほどの絶好調ぶりだ。


 2位に6打差をつけての最終日。こうなると周囲の期待は完全独走Vだけではなく、アニカ・ソレンスタムが持つ54ホール最少ストロークの24アンダーの更新というところまで及んでくるが、それに関しては「私は記録とかは気にせず、明日一つでもいいから伸ばしたいと思います」と関心は無い様子。「優勝は意識するのは最終ホールですかね。とにかく自分の思うプレーをしたいです」。明日も誓いを守れるか。いざ勝負の最終日へ。


成田 美寿々 (2位:-10)
「スコア的には、いいプレーが出来たと思います。後半集中力を欠いて苦しいゴルフが続いたんですけど、それまでは上出来なくらいだったので。今日は7つとれたので、今日より明日とれれば。上は伸びてくると思うので、明日8個とれたら、100点あげたいなと思います」。

吉田 弓美子(3位タイ:-8)
「もう少し頑張りたかった部分はあります。まだ、諦めてはいないので、今日中に反省点を修正して最終日に臨めたらと思います。(大山さんと一緒に回って)『みんなのゴルフ』をリアルで見ているかと思うくらい“あっ、ゴルフって簡単なんだ”と。私は苦しかったですけど。ショットもパットも本当に素晴らしかったので、勉強になりました」。

香妻 琴乃(3位タイ:-8)
「前半、バーディーが4つとれて、ボギーもあったけど、流れ的には良かったです。後半はなかなかとれなくてずっと我慢だったんですけど、16、18番ととれたので明日に繋がるかなと思います。今の自分の出来ることを1つ1つやれれば結果はついてくると思うので、今の自分のベストを焦らないように気をつければ。(シードと取りたい気持ちは?)あとからついてくる結果なので」。

原 江里菜(10位タイ:-6)
「短いパットが決まらなかったのと、16番のボギーが残念でしたね。今日はショットの調子も良かったですし、他のパットは全部良かったです。(明日は)上はもっと伸びると思うし、私もバーディーをいっぱいとっていかなければならないです。今日もパットはショートしないように打っていましたが、明日もその気持ちを忘れずにプレーしたいです」。

このニュースをシェアする

記事検索記事検索ARCHIVE

年を選ぶ arrow
月を選ぶ arrow
カテゴリ arrow
search検索