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2014.10.18

富士通レディース 2日目

"明日は攻めにいく"
アンソンジュが前日からの首位を守り、今季5勝目に王手をかける

 2014年度LPGAツアー第31戦『富士通レディース』(賞金総額8,000万円、優勝賞金1,440万円)の第2日が、千葉県千葉市の東急セブンハンドレッドクラブ 西コース(6,635ヤード/パー72)で開催された。

 前日首位からスタートしたアンソンジュがこの日も69をマークし、通算11アンダーで首位を堅守した。1打差の2位には菊地絵理香、2打差の3位には、この日のベストスコア65をマークした横峯さくらが続いている。(天候:晴れ、気温:21.0℃、風速:2.7メートル)


 「今日は一日大変だった」と、疲れをにじませたアンソンジュ

 「朝から体調が良くなくて…。テンションが上がらなかった」。万全ではない状態でスタートを迎えた2日目。そんな中でも出だしの1番で早速バーディーを奪い、好調なスタートを切ったが、4番でボギーを叩きスコアを一つ落とした。しかし、次の5番ですぐバーディーを奪い返すと、7番でもバーディーを獲り、前半を34とし、追いかけてくる菊地絵理香との差を広げた。

 後半も出だしの10番と13番でバーディーを重ね、スコアをさらに伸ばしたが、最終ホールの18番は、セカンドショットをグリーン右のバンカーに入れ、寄らず入らずのボギー。「2日連続で18番をボギーしたのは残念でした。18番は恐い。ピンの所に打てない。左にバンカーもあるから…」と、2日連続同じホールでスコアを落としたことを悔やんだ。しかし、「明日は借りを返します」と最終日でのリベンジを誓った。

 手首痛という爆弾を抱えながら、さらにコンディションの上がらない中でもアンダーパーで回るところが、今のアンの強さ。「アンダーパーで回れて満足しています」と語ったものの、そもそも今日のラウンドには満足いかなかっただけに、「明日は楽しみ」と自らに発破をかけた。「明日は攻めにいきます」と、攻撃ゴルフを宣言。その言葉どおりのゴルフができれば、今季5勝目はグッと近づく。


菊地 絵理香 (2位:-10)
「(8、9番で連続ボギーのあとは)ちょうどハーフターンでしたし、何も考えてなかったです。次の10番のロングで取れればいいかなという感じで。ハーフ終わって7アンダーまで戻ったので、10アンダーまで伸ばそうとキャディーさんと話してて、後半3アンダーで回れたので上出来かなと思います。明日は緊張すると思うし、なかなかこういうチャンスもないですし、自分にプレッシャーかけるわけではないけど、"これを逃したらチャンスはない"というくらい集中していきたいです」。

横峯 さくら (3位:-9)
「(今日は100点?)90点ぐらいだと思います。今日はパッティングが良かったです。明日も昨日今日と一緒でパーを重ねるゴルフをして、なるべくボギーを打たないことを心がけたいと思っています。久しぶりに期待される位置にいるので、期待に応えたいですが、空回りしないように自分のゴルフに徹することができればいいと思っています。(優勝すると生涯獲得賞金10億円突破)数字を聞いてすごいとは思いますが、目で見た訳じゃないので実感は無いですね(笑)」。

福田 真未 (5位:-7)
「18番はすごく嬉しかったですね。ピン位置が難しいところでしたし、ティーショットもセカンドも良い球で打てたので。正直今週ショットの調子が良くなくて、昨日もドライバーが曲がっていたのですが、今日後半からショットが良くなってきたので、明日に繋がるかなと思います。明日は気負わず攻められると思います。上だけを見て、バーディーだけを狙っていくという感じで出来ると思います」。

井芹 美保子 (6位:-6)
「ショットがついてくれたというのもありますが、パッティングが安定していますね。この試合は成績が良いので相性が良いのだと思います。コースが好きというわけではないですが、この時期になるとショットも良くなってきますし、この試合は本当に良いですね。上がたくさんバーディーを取っているので、明日も一つ一つスコアを伸ばしていきたいです」。

宮里 藍 (29位タイ:イーブンパー)
「今日は昨日よりショットが良くて、2~3メートルのバーディーチャンスが続いていましたが、グリーン上のパットの読みで苦戦しましたね。惜しいラウンドでした。でも予選通過には満足しています。この調子でゲームをまとめて予選通過して、自信をつけていくというのが勝負でしたので。この2日間は上手くいったと思います」。

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