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2020.6.23

渋野日向子 9番と言葉に大警戒

<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>

 25日、第1日を迎える2020-21年JLPGAツアー、アースモンダミン・カップ(千葉・カメリアヒルズカントリークラブ)。23日は指定練習日で出場選手が調整を行った。注目の渋野日向子は午前に9ホールをプレー。また、リモート会見では意外な言葉が飛び出している。

 のっけから、「きょうは、ちょっとへなちょこ」。満足できるラウンドではなかったらしい。それどころか、状態は15%」と超がつくような厳しい自己評価。いったい、何が起こったのだろう。

 「ショットがいまひとつ。筋肉痛で飛距離が出ていない。きのう、トレーニングをしました。そのために筋肉痛です。ただ、試合が近づいてくれば変わってくる。だから、ショットは仕方がない。その代わりにグリーンまわりのショートゲームをしっかり行った。芝の長さなども確認しながらです」という。

 プロ3年目の進化は、「今後のツアーでレベルの高さをしっかり実践できるように」と、オフからアプローチなどのバリエーションを増やし、精度をあげることに力を入れた。「オフの最初2、3ヶ月はボールをあげるロブショットが中心。それから、(新型コロナウイルスの影響で)開幕が遅れるということでしたから、転がすボールも。(難しい状況で)パーをセーブする確率が増える」と手応えを口にした。

 さて、今大会は18年、プロとして初めて出場した試合だ。予選通過は果たせなかったが9番でホールインワンを達成。19年は逆転で全英女子オープン出場権を獲得している。この日、9番はUT5、UT4でチャレンジ。「どんなピンポジションでも池があることで、圧迫感が…。きょうも1球は池へ入れました。それから、左バンカーも難しい。かなり慎重に打たないといけない」と警戒を強めている。

 ちなみに目標は、「予選を通過したら、思い切り頑張ろう」ごく控えめだったが、「この2年間よりもいい状態です」とにっこり。さらに、注意点は、「(無観客で)自分の声が聞こえる。とりあえず、言葉に気をつけないといけませんね」と真顔で話していた。


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