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2020.6.23

vs9番を宣言 上田桃子-迷わず、気負わず

<Photo:Atsushi Tomura Ken Ishii/Getty Images>

アースモンダミン・カップ 指定練習日

 同じ轍は踏まない。上田桃子は23日、9番攻略を目標に掲げた。「2020-21年シーズンがスタートすることが決まって、きょうまでアッという間に過ぎた印象です。先週、このコースで練習ラウンドを行った。その比較では、ラフがかなり伸びていることを感じています」と前置きし、キーホールを口にする。

 「9番はハーフターン前の大事なホール。パー、もしくはそれよりも少ないスコアであがることが大切です。インターバルも含めて10番のティーインググランドへあがるまで、時間がある。もし、9番でボギー、あるいは池へボールを入れ、ダブルボギーだったら、考える作業が増えます。今大会の開催が決定してから、ずっと9番をイメージしてきた」と心中を語っている。

 昨年の今大会、第2日によもやのトリプルボギーを叩いた。その反省も踏まえてだろう。さらに、9番について解説を加えた。「去年の第2日はティーインググラウンドが、前方に出ていた。前に出た分、楽になるのかなぁと感じたことを覚えている。ただ、次に左バンカーをさけたいと思って打ったら、右の池へボールが入ってしまった」という。

 それだけに、「今回は練習ラウンドから、決めたら迷わずにクラブを振り切ることにしている。おかげで、きょうのラウンドでは、いいところにオンした。きょうは、4人でラウンドを行って2人は3球、池へ…。やっぱり難しいホールです」。さらに気を引き締めた様子がうかがえる。

 かといって、闘志満々という感じではない。「例年、そうですけど、高額賞金の大会ということで、出場するみんなの思い入れが強い。だから私は、ここでは成績がいまひとつなのかもしれない。ただ、今年は試合を成功されることが大前提。気負わずにいきます。率直な感想をいうと、私を含め、きょうの様子はワクワクしているような感じを受けた。みんなシーズンのスタートを、心待ちにしていたのではないでしょうか」。

 また、「絶対にさけなければならないことは予選落ち。次の試合まで1カ月以上、そんなことばかりを考えてしまうから。精神的な余裕をもつこともすごく大事です。4日間のプレーを自分が成功することは、後のシーズンにつながる。ゲーム感覚でプレーをしたい」と話した。9番の攻略を含め、ライブ配信で追ってみたいキープレーヤーである。


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