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2014.12.11

LPGA新人戦 加賀電子カップ 1日目

 『LPGA新人戦 加賀電子カップ』の大会初日が、千葉県長生郡のグレートアイランド倶楽部(6,438ヤード/パー72)で開催された。

 2度の競技中断を挟むほどの大雨の中、平野ジェニファーが、4バーディー・1ボギーの69をマークし、単独首位に立った。3打差の2位タイには、プロテストトップ合格の山田成美と堀琴音。5打差の4位タイには柏原明日架など4人が続いている。(天候:雨、気温:15.1℃、風速:3.1メートル)

 初日、4バーディー・1ボギーの69をマークし、首位発進となった平野ジェニファー。雨のため2回の中断を挟むなど、集中力を維持するには難しいコンディションとなったが、「雨が大好き」という平野は、悪天候をも味方に付け、ひとりスコアを伸ばした。「今日はパッティングが良かった」という平野。3番では約14メートルの上りを入れてバーディー。6番でも約9メートルをねじ込んで2つ目のバーディーを奪うなどいずれもロングパットをものにし、前半は2バーディー・ノーボギーの34で終えた。

 後半に入った時点で、雨もすでに本格化。10番ではパーオンしたものの、グリーンに浮いた水のせいでファーストパットがショート。長いパーパットが残ったが、すぐにアジャストし、カップにねじ込んだ。その後、13番、14番で連続バーディーを奪い、4アンダーまでスコアを伸ばしたが、16番ではサードショットをミス。今日はじめてのボギーを叩いた。しかし、26選手中唯一のアンダーパーで、見事な首位スタートとなった。

 今季は、ステップ・アップ・ツアー『ルートインカップ 上田丸子グランヴィリオレディース』で優勝するなど飛躍の年となったが、来季の出場権をかけて臨んだファイナルQTでは自分のゴルフを発揮できず、85位に終わった。レギュラーツアーではQT順位での出場が難しい位置。しかし、今大会で優勝すると、来季開幕戦の出場権が付与される。ぜひともこの大会に優勝してレギュラーツアー参戦のステップにしたいところだ。

「前半ショットもパットも悪くてどうしようかなと思っていました」とボギー先行となったこの日のラウンドを振り返った堀琴音。1番をボギー発進とすると3番、6番でもボギーを叩く苦しい展開に。しかし強まった雨による2回の中断が良いリフレッシュになったか、「ちょっとずつパットのフィーリングが良くなって、この風の中後半は2アンダーで回れたので良かった」と首位と3打差のイーブンでこの日のラウンドを終えた。

 先週行われたファイナルQTでは45位と、本人としては不本意な成績で終わっており「QTでも悔しい思いをしたので、今年最後に良い思い出をつくりたい」と一生に一度の新人戦に臨んでいる。「正直この3打は大きい。攻めるしかないと思います」と最終日の大逆転劇を狙う。

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