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2020.6.28

世界基準の月曜決戦 公認競技初の予備日を使用

<Photo:Ken Ishii/Getty Images>

 2020-21年JLPGAツアー第1戦『アース・モンダミンカップ』最終日は、悪天候のため明日、29日に順延された。

 2012年からスタートしたツアー強化。JLPGAが目指すのは世界基準だ。今大会は72ホールの完遂のために予備日を設定。JLPGA主催・公認競技で予備日が適用されるのは史上初となった。

 「選手がフェアにプレーできるように」と、今大会で競技委員長をつとめる阿蘇紀子は提案。主催のアース製薬株式会社など、すべての大会関係者が同意見だった。29日は曇り時々晴れと、天候回復が予報されているだけに、最良の選択といえるだろう。72ホールをよりよい状況で行うことが、世界基準だ。現に米ツアーなどでは当然のように、予備日が使用されている。日曜決戦ならぬ、月曜決戦もまた、世界基準の重要なファクターであろう。

 これまでに阿蘇はJLPGAツアーに加え、リオデジャネイロオリンピック、全英女子オープンなど、ワールドクラスのトーナメントで競技委員をつとめた実績をもつ。新型コロナウイルス感染症の影響で今年、12月に延期された全米女子オープン(米国テキサス州・チャンピオンGC)へ派遣される。

 「当初、スタートを13時へ変更しました。そのまま、13時にスタートしても雨が残り、雷注意報が発令されていた。いつ競技が中断してもおかしくない状況が想定できた。もし、そうなれば日没サスペンデッドになる可能性も出てくる」と前置きし、「翌29日は、天候回復する見込み。ゴルフは天候にプレーが左右されるスポーツです。今大会は最終日だけを残しており、予備日が設定されている。明日、全選手がプレーするほうがフェアである、と判断した」と、今回の決定を説明している。

 コロナ禍でもガイドラインにのっとり、選手、大会関係者が細心の準備、注意を払いながら第3日まで大熱戦を展開。アース・モンダミンカップはツアー史上に残る出来事となるに違いない。

 月曜決戦として、ゴルフファンが思い浮かべるのは昨年のPGAツアー日本初開催のZOZOチャンピオンシップだろう。日没順延でホールアウトできなかった残りのプレーを行い、暫定首位のタイガー・ウッズがツアー最多勝に並ぶ通算82勝をあげた歴史的シーンだ。

 主催のアース製薬もPCR検査など、コロナウイルス感染症対策を徹底。加えて、無観客試合となり、熱戦をファンへ届けたい-と40時間以上のYouTubeのLIVE配信を行っている。第1日=197万7,682回視聴、第2日=220万4,158回視聴-の数字が示すように4チャンネルを駆使した映像は、ファンから絶大な支持を集めた。

 もちろん、29日に順延された最終日も、午前8時のスタートから放送(1チャンネル、トーナメント全体中継)される。

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