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2020.7.8

JLPGAツアー2勝目は笑顔と燃える心-S.ランクン

 微笑みの国のプロゴルファーは、笑顔がステキだった。新型コロナウイルス感染症の影響でニッポンハムレディスクラシックが開催中止。前年優勝のS.ランクンが8日、リモート会見を行った。

 今年から千葉・袖ケ浦市に拠点を置いている。2月下旬に来日。スポンサー契約する太平洋クラブのコースを使用し日々、練習の姿勢を貫く。ところが、2020-21年JLPGAツアー第1戦アースモンダミンカップは、よもやの予選落ちを喫した。「ショットの調子がいまひとつ。それから、コースマネジメントをしっかり行えなかった。この2つが大きな反省点です。それでも、久々の試合はとても楽しい。いらいらせずに次のショットへ集中することができたことは良かったと思います」という。

 15歳でプロへ転向して、アジア各国を転戦し、通算15勝。昨年の今大会で通算16勝目をあげた。大いなる喜びと確かな手応えを感じた。「今シーズンの目標はJLPGAツアー2勝目をあげることです。もうひとつ、昨シーズンよりも予選落ちを少なくしたい」。あれから1年。それにしても、日本初Vはファンへ強烈なインパクトを与えた。19歳217日の逆転優勝は勢いにあふれ、あの渋野日向子が18番のグリーンサイドで見守ったほど。

 「試合が終わって、渋野さんの顔をみて本当に驚きました。そして、待っていてくださって本当に感謝いたします」と改めてのべている。その返礼として今年2月、渋野はタイ・パタヤ合宿を行った際、バンコクから「サプライズで駆けつけました。2日間、ラウンドなど一緒に練習を…」と意外な交友録を話した。

 一方で、第2戦が待ち遠しくて仕方がない-とも。「今、練習で取り組んでいるのは、1球ごとに良く考える。テンポよくスイング。感情のままに打たないことです。また、パッティングでは、打つ勇気を養う。自信をもってストロークをしたいからです」と続けた。さらに、「そんなショット、パッティングをするには、父の教えが役に立つ。笑顔でいることが大切です。しかし、表情は笑っていても、心は燃えている」。

 この日も終始、笑顔だった。義理堅く、「スーパーマーケットで日本ハムさんの商品が目に入ると、購入します。すごくおいしいですからね」と語った。

 12日、16時からテレビ東京系列6局ネット、BSテレ東で第5回ニッポンハムレディスクラシック特別編が放送される。

(メディア管理部・中山 亜子)

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