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2020.7.15

服部道子『世界タイ記録』19アンダーをマーク プレイバック1998

<Photo:Atsushi Tomura/Getty images>

 日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)は今年、創立53年目を迎えました。これまでの歴史の側面をご紹介します。今回は2019年の賞金ランキング、トップ10のうち7人が生まれた1990年から1999年までの10年間を振り返ります。

 伊藤園レディスゴルフトーナメント第1日、服部道子は7バーディー、ノーボギーの65で単独首位スタート。それでも、「気持ちよくクラブを振れています。リズムがいいと思うし、自分にできることをやっていくだけ。120パーセントの力を出そうとは思っていません。ありのままの自分で戦いたい」とマイペースを宣言した。

 第2日は7バーディー、1ボギーの66。最終日は前半アウトコースでの5連続を含む8バーディー、2ボギーの66で、3日間通算22バーディー、3ボギーでホールアウトした。

 一度も首位を譲ることなく通算19アンダー、2位に11打差をつけてシーズン5勝目、ツアー通算12勝目を飾る。「3日間連続で、これだけ伸び伸びプレーできたのは驚きです。不思議な気分。本当に信じられません」と驚きを隠せなかった。

 当時、54ホール競技の通算19アンダーは、JLPGAツアー新記録にとどまらず、米ツアー、欧州ツアーでも最少スコア。『世界タイ記録』として報道された。


【賞金ランキング】
1位 服部道子 ¥81,570,823
2位 原田香里 ¥68,443,638
3位 具玉姫  ¥66,123,215
4位 肥後かおり¥61,160,877
5位 福嶋晃子 ¥57,225,025

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