2020.8.13
上田桃子 軽井沢→深夜便でGo
<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>
2020-21年JLPGAツアー第2戦『NEC軽井沢72ゴルフトーナメント』(長野県北佐久郡・軽井沢72ゴルフ北コース/6,710ヤード・パー72)が14日、開幕する。
AIG女子オープンへ2年連続出場を決断した上田桃子は、「仕上がりは順調。全てのことをバランスよく練習できたと思います」と手応えを口にした。
今年の全英は、世界的な新型コロナウイルス感染症の影響で出場辞退が続出。昨年の日本ツアー賞金ランキング上位の資格から、出場権を得た。「私も、万が一感染してしまったら、外国でちゃんとした治療が受けられるのか、という不安はある。でも、人生であと何度チャレンジできるのだろう…。そう考えると、今回のタイミングに縁を感じた。チャレンジしてみてもいいと決断した」。中堅からベテランへの過渡期である。強い精神力を感じた。
7月、出身地の熊本が豪雨災害に見舞われたことも、影響を与えたそうだ。「向こうに行って、ちょっとでも熊本人、頑張っているなぁ-と思ってもらえたらうれしい」と話した。
海外ツアーへ出場すれば帰国時、14日間の隔離措置を受ける。「ゴルフが下手になるわけではない。外出できなくても、素振り、パッティング、トレーニングなど、できることはあります」と意に介さない。
第1戦の後、約1カ月半のインターバルは、「1週間ほど熊本へ。全英女子に出場が決まり、千葉へ移動。強い風への対処法、あごの高いバンカーを想定した練習に取り組んだ」という。渡英は今大会最終日、16日のスケジュール。「夜中の便です。優勝して表彰式があっても大丈夫」と、ボルテージが上がった。
(オフィシャルライター・宮脇 広久)
関連ニュース & トピックス
- 2025.8.17
- 柏原明日架、6年ぶりのツアー3勝目を飾る
- 2025.8.17
- 最新情報ーNEC軽井沢72ゴルフトーナメントー次戦へひとこと
- 2025.8.16
- 柏原明日架と寺岡沙弥香が首位に浮上
- 2025.8.16
- 最新情報ーNEC軽井沢72ゴルフトーナメントー明日へひとこと
- 2025.8.15
- 内田ことこ、ささきしょうこ、ペソンウが首位発進
