1. ホーム
  2. ニュース&トピックス
  3. 勝みなみ 今できることノートでV

2020.8.13

勝みなみ 今できることノートでV

<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>

NEC軽井沢72ゴルフトーナメント 指定練習日 第2日

 勝みなみは指定練習日の13日、練習ラウンドを行った。同時に、今季初優勝を目指すことを宣言。さらに来週、昨年に続いて出場する『AIG女子オープン』の大一番も控える。

 今大会を前に、今できることノートを作成。「目標は優勝。今やるべきことを4項目に分けて考えた」と明かした。ノートは手のひらサイズ。表紙は、ごひいきの新日本プロレスのロゴマークが描かれたものだ。①体②心③運④技術について、説明を加えた。

 体は、「背中が固くなりやすい。毎朝、しっかりとほぐすようにしている」。

 心については、「笑顔を絶やさないことを、改めて心がける」という。さらに、運を引き寄せるように、「普段からごみが落ちていたら拾う。コースでは積極的に目土をする」という善行を積む。健気である。

 さて、肝心の技術はどうかといえば、今季第1戦で28位タイに終わったことを反省した。「ショットが、右へ右へと行ってしまった。バックスイングをゆっくり。切り返しのタイミングを遅らせてみた」と話した。この日の手応えを「アースの時より良くなっている。今回は楽しみ」と言葉が弾む。今できることノートは、目標を明確にして、準備を可視化する工夫なのだ。

 来週の英国遠征では、コロナ禍で帯同する人数を最小限に絞る事情から、母・久美さんが17年の伊藤園レディス以来3年ぶりにキャディーを行う。「母もメニューをつくってもらい、一緒にトレーニングをしている」と笑った。

 今大会、17年にプロデビューの思い出がある。昨年もトップ10フィニッシュで、コースとの相性もいい。「印象がとてもいい。打った時に、洋芝がスパッと取れるので気持ちがいい」。前日会見で、極上のスマイルをふりまく。今、できること-を開幕前にすべて整えた。

(オフィシャルライター 宮脇 廣久)

このニュースをシェアする

記事検索記事検索ARCHIVE

年を選ぶ arrow
月を選ぶ arrow
カテゴリ arrow
search検索