2020.8.15
菊地絵理香 裏街道から一気に
<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>
NEC軽井沢72ゴルフトーナメント 軽井沢72ゴルフ 北コース(長野県)第2日
67のチャージで首位から3打差へ浮上。菊地絵理香は、「若い人が出てきているので、負けずに頑張らないといけない」。中堅の意地が見え隠れする。
この日は、裏街道からのスタート。12番で5メートル、17番の8メートルなど、ロングパットが際立った。「グリーンが読みにくい。でも、きょうは読みがバッチリ、タッチも合っていた」と手応え十分の様子だ。
前日は鈴木愛、勝みなみと同組でプレー。大いなる刺激を受けたそうだ。「二人ともすごく上手。しかし、いいストロークをしても、深い方へ外れていた。思うほど切れない、とヒントをつかんだ。きょうは、真っすぐに、と意識したら、うまくハマりました。お二人のおかげです」と感謝を口にした。
北海道苫小牧市出身でも、「暑さは苦にならない」という。そして、最終日は、「うまくいかない期間が長かった。いいショットを増やし、自信をつけていきたい」。控えめに語ったが、ツアー3 勝など豊富な経験は、大混戦で強みを発揮する。
(オフィシャルライター・宮脇 廣久)
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