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2020.8.18

新世紀世代・アマチュアの島袋ひのが首位発進

 20-21シーズンJLPGAステップ・アップ・ツアー開幕戦『rashink×RE SYU RYU/RKBレディース』(賞金総額1,500万円、優勝賞金270万円)が8月18日、福岡県福岡市の福岡カンツリー倶楽部 和白コース(6,332ヤード/パー72)で開幕した。連日、猛暑のなかで行われた大会第1日。6アンダーでアマチュアの島袋ひのが、単独首位に立った。1打差の5アンダー、2位タイに山本景子と小川陽子が続く。前週のNEC軽井沢72ゴルフトーナメントで、優勝争いを演じた後藤未有は、4位タイに付けている。(天候:晴れ 気温:33.4℃ 風速:4.0m/s)

 19歳、島袋ひの。2週前に誕生日を迎えたばかりだ。今年、3月にはダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメントに出場するはずだった。が、新型コロナウイルス感染症の影響により開催が中止。プロのトーナメントは、2017年、2019年に地元・沖縄県で開催された、かねひで美やらびオープンに続き3回目。「ショットが良くて、ドライバーショットも真ん中に飛んでいた。パッティングの距離感も合っていたし、たまに長いのも入ってラッキーもあった」と笑顔でラウンドを振り返る。

 気温もピークに達したバック9。その内容が圧巻だった。11番で2.5メートルを沈めると、13番では10メートル、14番はセカンドショットを9番アイアンで30センチに付け、プロ顔負けのバーディーラッシュ。上がり3ホールでも2つのバーディーを奪取し、後半は31ストローク。8バーディー、2ボギーの66をマークし、自身のベストスコアを更新した。

 「初めて回るコースで、昨日までに3回ラウンドしただけです。福岡に入ってから調子がいい。今年の3月から新坂上ゆう子プロに教わっていますが、話がおもしろくて内容がわかりやすい。バックスイングが大きかったので、ドライバーもパッティングもフォローを大きくすることを心掛けなさいと的確なアドバイスをいただきました。ドライバーショットも真っ直ぐ行くようになって、飛距離も5-10ヤード伸びました。技術的なことより新坂上さんの試合でのお話が多く、もの凄くためになっています」と解説した。

 ホールアウト後、インタビューが終わると直ぐにコーチの新坂上に報告。「すごく褒めていただきました。あすも他の選手のことは気にせず、自分が一番だと思ってプレーしなさい。私と一緒にラウンドしているように楽しんで、自分に勝ちなさい、とアドバイスをいただきました」。前週、NEC軽井沢72ゴルフトーナメントで優勝した笹生優花も島袋と同じ2001年生まれ。新世紀世代のアマチュアにも注目株が現れた。

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